マンU移籍の噂も...世界屈指の左SBがクラブ愛を強調「ここでプレーし続けたい」

Vishal Bhawani

小山亮 Akira Koyama

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マンチェスター・ユナイテッド移籍の噂が絶えなかったヌーノ・メンデスだが、その話題に終止符を打った。ポルトガル代表DFは最新のインタビューで、パリ・サンジェルマン(PSG)に残留する意向を明確にし、「ここでプレーできるのは本当に嬉しい」とクラブへの愛着を口にした。

メンデスはこれまで1年以上にわたり、左サイドバックの補強を狙うマンチェスター・ユナイテッドのターゲットとして報じられてきた。エリック・テン・ハグ前監督、そしてルベン・アモリム現監督のもとで、安定感をもたらす存在として期待されていたが、本人に移籍の意思はなかったようだ。

フランス紙『ouest france』の取材に対し、次のように語っている。

「代理人が会長とたくさん話をしてくれたんだ。僕はずっとここでプレーし続けたいと思っているし、クラブも同じ気持ちだった。PSGをトップレベルに導きたいという思いが強い。ここでプレーできることを誇りに思っている」

この発言で、移籍の噂は事実上終息。ルイス・エンリケ体制への信頼とクラブへの忠誠心を改めて強調した。若くして主力の地位を築いたメンデスは、これからもPSGの未来を支える存在となりそうだ。

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ヌーノ・メンデスの成長

加入当初のメンデスは、スピードとテクニックだけで勝負するタイプだった。だが、ルイス・エンリケ監督の指導によって守備面の重要性を学び、プレーの幅が大きく広がったという。

「最初の頃は守備があまり得意じゃなかった。ルイス・エンリケ監督はその点に気づいて、守備面で多くのことを教えてくれた。今では攻守両面でいいプレーができていると思う」

こうした変化により、今や最も完成度の高い左SBの一人に数えられるようになった。右SBのアクラフ・ハキミとともに、攻守にわたってダイナミックな両サイドバックコンビを形成しており、攻撃面の破壊力と守備の規律を兼ね備えている。もともとウインガーとしてキャリアをスタートさせた選手とは思えない成長ぶりだ。

ポジション変更は自分の意思ではないと話すが、「サイドバックとしてプレーするのは気分が良いね」と前向きに語っている。

マンチェスター・ユナイテッドが引き続き関心を寄せているとも報じられるが、メンデスの意志は明確だ。今はパリが彼のホームであり、当面は他クラブに移籍することよりも、目の前の相手ウインガーを止めることに集中している。

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原文:Nuno Mendes drops truth bomb about PSG future amid Man United links
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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