9月6日、W杯欧州予選の舞台でイングランド代表vsアンドラ代表の一戦が行われた。試合は相手のオウンゴールとデクラン・ライスのヘディング弾でイングランドが2-0の勝利を収め、開幕4連勝でグループ首位を堅持した。
この一戦で大きな注目を集めたのが、ノッティンガム・フォレストに所属するエリオット・アンダーソンだ。クラブで存在感を示してきた22歳のアンダーソンは、この試合でA代表デビューを果たし、中盤の底で堂々としたプレーを披露。落ち着いたボール捌きやフィジカルの強さを、初の代表舞台でも遺憾なく発揮した。
試合後、イングランドを率いるトーマス・トゥヘル監督は若きMFを絶賛した。
「彼は本当に優れたプレーヤーだよ。守備的MFとしてのタスクをしっかり果たし、守備や球際の激しいプレーも厭わない。それにライン間を突くパスにも長けていて、今日の彼は見ていて楽しかったよ」
「これまでノッティンガムやアンダー世代の代表で発揮してきたクオリティを、今日も存分に発揮してくれた。彼はピッチ上で自由にプレーし、試合のリズムに素早く適応できる。そして、タフな試合でも冷静に戦える強靱なメンタリティも備えているんだ。今日のパフォーマンスを見れば、次のセルビア戦でも確実に起用候補に名を連ねるだろうね」
また、同じくフォレストでプレーするモーガン・ギブズ＝ホワイトも途中出場し、攻撃に力強い推進力を加えた。数年前までチャンピオンシップ（イングランド2部リーグ）での戦いが定位置だったフォレストだが、今ではプレミアリーグでの地位を着実に固めるだけでなく、代表チームに複数の選手を送り込むクラブへと成長したことを改めて印象づけた。
原文：Nottingham Forest duo shine as Elliot Anderson impresses on England debut
翻訳：小山亮（スポーティングニュース日本版）
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