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ネイマールのW杯成績は? ブラジル代表の象徴が歩んだ3大会と2026年出場の可能性

Kyle Bonn

Patrick Brischetto

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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ネイマールは、過去10年間で間違いなくブラジル代表を象徴する存在だ。

世界屈指の名門クラブ・バルセロナと、欧州を代表する強豪パリ・サンジェルマンでプレーし、リーグ戦や国内カップ、さらにはUEFAチャンピオンズリーグのタイトルも数多く手にしてきた。

また、ブラジル代表ではキャプテンを務め、通算100試合以上に出場している。では、そんなネイマールはFIFAワールドカップ(W杯)でどのような成績を残してきたのか。

スポーティングニュースでは、ネイマールのW杯での歩み、そして大会最多優勝を誇るブラジル代表での実績を振り返る。

ブラジル代表として3大会連続でW杯に出場

ネイマールはサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼスで生まれ、ブラジル代表として国際舞台で活躍している。その中にはもちろんW杯も含まれる。

これまでに2014年、2018年、2022年の3大会連続でW杯に出場しており、初出場は2014年、自国開催となった大会だった。

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W杯制覇はまだなし 代表での主な実績は?

世界屈指の強豪国ブラジル代表の中でも中心的存在として活躍してきたネイマールだが、キャリアの中でまだW杯優勝を経験していない。

2022年カタール大会では、準々決勝でクロアチアとのPK戦の末に敗退。ネイマールが再び世界の頂点を目指すチャンスは、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共催される2026年大会まで持ち越しとなった。

ブラジル代表としてネイマールが手にした主要タイトルは、2013年のコンフェデレーションズカップのみ。2021年のコパ・アメリカでは準優勝に終わり、金メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ五輪では、オーバーエイジ枠としてU-23代表の一員として出場した。

また、2019年に地元ブラジルで開催されたコパ・アメリカでは、足首の負傷によりチームから離脱しており、ブラジルが優勝した大会にネイマールは参加していなかった。

ネイマールのW杯での成績

@CBF_Futebol

ネイマールはこれまでに3度、ブラジル代表としてW杯に出場しているが、いずれの大会でもトロフィーを掲げることはできなかった。

ネイマールのキャリアは、ブラジルが5大会連続でW杯優勝を逃している時期と重なっており、これは同国史上最も長いW杯における「無冠の期間」となっている。そのため、ネイマールの代表キャリアは「セレソン」にとって前例のない不本意な時代と重なっている。

ブラジルはこれまでW杯を最多の5度制覇しているが、その最後の優勝は2002年、日本と韓国で開催された大会までさかのぼる。

到達ラウンド試合数ゴールアシスト出場時間
2014準決勝541457分
2018準々決勝522450分
2022準々決勝321280分
合計 13841,187分

W杯通算13試合に出場

これまで3大会でW杯に出場してきたネイマールは、通算13試合に出場している。

そのうち5試合は決勝トーナメントでの戦いであり、ネイマールはその舞台で高いパフォーマンスを見せてきた。延長を含む120分間での敗戦はわずか1試合、さらにPK戦での敗退が1度のみとなっている。

しかし、ネイマールのW杯キャリアを語るうえで欠かせないのは、出場できなかった試合の存在だ。2014年大会では負傷により準決勝のドイツ戦を欠場し、チームは歴史的な大敗を喫した。さらに2022年大会でも再び足首を痛め、グループステージの2試合を欠場。その後も本調子を取り戻すことができなかった。

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W杯で高い勝率を誇るネイマール

ネイマールは、これまでに出場したW杯13試合で際立った成績を残している。

90分間の試合結果で見ると、8勝4分1敗。勝率は62%、敗戦率はわずか8%という高い数字を記録している。

このうち2試合の引き分けは決勝トーナメントでのもので、いずれもPK戦にもつれ込んでいる。1つは2014年大会のラウンド16でチリを下した試合、もう1つは2022年大会の準々決勝でクロアチアに敗れた試合だ。

W杯で計12得点関与の活躍

ネイマールは、これまでのW杯13試合で通算8ゴール4アシストを記録しており、得点関与数は計12にのぼる。

W杯でハットトリックはないものの、2014年の自国開催大会では最初の3試合のうち2試合(クロアチア戦とカメルーン戦)で2得点を挙げている。

代表通算では、これまでに79ゴールを記録し、ブラジル代表歴代最多得点者としてトップに立っている。2023年のボリビア戦で2得点を挙げ、ブラジルの伝説的な英雄ペレが保持していた代表通算得点記録を塗り替えた。

自国開催の2014年大会でブロンズブーツを受賞

ネイマールがW杯で個人賞を受賞したのは、自国開催となった2014年大会の1度だけだ。この大会で彼は、得点ランキング3位となり「ブロンズブーツ」を獲得している。

準決勝を前に負傷離脱となったものの、4ゴール1アシストという成績でトップ3入りを果たした。上位はトーマス・ミュラー(2位)と、ゴールデンブーツ(得点王)を獲得したハメス・ロドリゲスの2人のみ。ネイマールはリオネル・メッシやロビン・ファン・ペルシーと得点数で並んだが、出場時間あたりの得点率が上回ったことで3位に選出された。

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ネイマールのW杯での歩み

2014年ブラジル大会

ネイマールが初めてW杯に出場したのは、自国開催となった2014年大会だった。ブラジル代表は準決勝に進出したものの、ネイマールは負傷によりその試合を欠場。チームはドイツに1–7で大敗を喫し、W杯の歴史に残る屈辱的な一戦となった。

大会序盤は順調な滑り出しを見せた。グループステージでは、クロアチア戦とカメルーン戦でネイマールがそれぞれ2得点を挙げ、チームを勝利に導いた。メキシコ戦はスコアレスドローに終わったものの、ブラジルは得失点差で首位通過を果たした。

決勝トーナメントでは、南米勢との厳しい戦いが続いた。ラウンド16でチリをPK戦の末に下すと、準々決勝ではコロンビアを2–1で撃破。ネイマールはチリ戦で5人目のキッカーとしてPKを成功させ、コロンビア戦では先制点をアシストした。しかし、同試合の88分に負傷し、準決勝を欠場。ブラジルはその後、開催国として「悪夢」とも言える歴史的な敗戦を経験した。

2018年ロシア大会

怪我から復帰したネイマールが再びピッチに立った2018年ロシア大会で、ブラジルは初戦のスイス戦を1−1のドローでスタートした。その後、コスタリカとセルビアにいずれも2−0で勝利し、グループ首位で決勝トーナメントへ進出した。

ラウンド16ではメキシコを2-0で下し、ネイマールは1ゴール1アシストを記録。ブラジルは順調に勝ち上がり、「黄金世代」と称されたベルギーとの準々決勝に臨んだ。

しかし、この一戦で再び壁にぶつかる。前半30分までに2失点を喫し、ブラジルはネイマールを中心に懸命に反撃を試みたものの、1-2で敗戦。ブラジルの夢はまたしてもベスト8で潰える結果となった。

2022年カタール大会

ネイマールは2022年大会で再びW杯の舞台に戻ってきた。ブラジルはグループステージで過去にも対戦経験のある相手と同組となり、初戦のセルビア戦を2-0で制して順調なスタートを切った。しかし、試合終盤に足首を負傷し、再びW杯での戦いに暗雲が立ちこめることとなる。

その後の2試合を欠場したブラジルは、スイスに1-0で勝利した一方、グループ最終戦ではカメルーンに0-1で敗戦。ただし、得失点差でグループ首位を確保し、決勝トーナメント1回戦では韓国と対戦することになった。

復帰したネイマールは再び本来の輝きを見せ、4-1で勝利した韓国戦で1ゴール1アシストを記録。しかし、準々決勝では再び悪夢が待っていた。相手は2018年大会準優勝のクロアチア。延長戦でネイマールが先制ゴールを決めたものの、117分にブルーノ・ペトコビッチの同点弾を許してしまう。

続くPK戦では、チッチ監督の采配が批判を浴びた。ネイマールを5人目のキッカーに配置していたため、ロドリゴとマルキーニョスが失敗した時点でブラジルは敗退。エースは結局、自らのキックを放つことなく大会を去ることとなった。

W杯史上最多の優勝を誇るブラジル

ブラジルはW杯の歴史において最も成功を収めている国であり、通算5度の優勝を誇る。これはW杯史上最多の記録である。

初優勝は1958年。当時10代だったペレが世界的スターとして名を馳せた大会だった。4年後の1962年にも連覇を達成したが、1966年大会ではグループステージでまさかの敗退を喫する。それでも1970年に再び王座に返り咲き、3度目のタイトルを獲得した。

その後、世界の頂点に戻るまでに24年を要したが、1994年のアメリカ大会ではロマーリオを中心に悲願の優勝を成し遂げた。さらに8年後の2002年日韓大会では、ロナウド・ナザリオの圧巻の活躍によって5度目の栄冠を手にした。これが現時点でブラジルの最後のW杯優勝となっている。

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2026年大会がネイマールの最後のW杯に?

ネイマールは2026年大会で自身4度目のW杯出場が期待されているが、カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームにとって、彼が本当に戦力となり得るかどうかは、まだ見極めが必要だ。

大会開幕時には34歳を迎える予定で、2026年がネイマールにとって最後のW杯出場となる可能性が高いと見られている。もっとも、出場するためにはコンディションを整え、代表選出を勝ち取る必要がある。

ここ数年、ネイマールは度重なる負傷に苦しんできた。長年悩まされてきた足首の問題に加えて、近年は膝の故障にも悩まされている。全盛期には世界でも最もファウルを受ける選手の一人として知られており、その度重なるフィジカルコンタクトが影響して、キャリア後半は怪我に苦しむこととなった。

パリ・サンジェルマン在籍時代には足首の負傷で長期離脱を繰り返し、さらに2023年10月にはサウジアラビアのアル・ヒラル加入1年目で前十字じん帯を断裂。その後、2025年初めに母国サントスへ復帰したものの、今度はハムストリングのトラブルが続いている。

2022年大会の開幕前にも、ネイマールは「もう次のW杯に出る保証はできない。正直、自分でもわからない」とブラジルメディア『グローボ』に語っており、本人の口からも「最後のW杯」を示唆する発言があった。2030年大会まで現役を続ける可能性は、現時点では決して高いとは言えない。

それでも、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドが、それぞれ38歳と41歳で6度目のW杯出場を果たす可能性があることを考えれば、ネイマールが再び世界最高の舞台に立つ可能性も、まだ残されている。

原文:Has Neymar won the World Cup? Full history, goals, stats and more to know about Brazil legend in FIFA tournament
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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