今夏の移籍市場でGK補強を目指すニューカッスル・ユナイテッドは、新たなターゲットとして元アーセナル守護神の獲得を検討しているようだ。『The Athletic』の報道によると、すでに交渉は本格化しているという。
当初、ニューカッスルはバーンリーのGKジェームズ・トラフォードに狙いを定め、正式なオファーを提示していた。しかし、マンチェスター・シティがこれに介入し、同額のオファーを提示したことで状況が一変。トラフォードはシティへの移籍が濃厚とされ、5年契約(+1年延長オプション)での加入が報じられている。
トラフォード獲得が難航する中、ニューカッスルが次なる候補として挙げているのが、サウサンプトン所属のGKアーロン・ラムズデールである。
『The Athletic』の著名記者デイヴィッド・オーンステイン氏によれば、サウサンプトン側も柔軟な姿勢を見せており、完全移籍やレンタル移籍など複数の選択肢を検討しているようだ。
なお、ラムズデールが所属しているサウサンプトンは、2024/25シーズンの降格により来季はチャンピオンシップ(2部)で戦う。契約期間は2029年夏まで残っているが、ニューカッスルへの移籍が実現すれば、かつて3年間(2017年〜2020年)共にボーンマスで戦ったエディ・ハウ監督との再会となる。
現在26歳のラムズデールは、今季公式戦32試合に出場して4度のクリーンシートを記録。一方で68失点を喫しており、厳しいシーズンを過ごした。とはいえ、プレミアリーグ復帰を目指すニューカッスルにとって、経験豊富なイングランド代表GKは貴重な戦力となりうるだろう。
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