ニューカッスル・ユナイテッドが、移籍市場終盤に向けて新たなストライカー候補をリストアップした。英メディア『デイリー・メール』のクレイグ・ホープ氏によると、クラブはアトレティコ・マドリードに所属するノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの獲得に関心を寄せているという。
クラブはこれまで、ブレントフォードのヨアネ・ウィサやウルヴスのヨルゲン・ストランド・ラーセンらをターゲットに交渉を進めてきたが、いずれも難航している状況だ。補強の遅れにフラストレーションを募らせており、移籍市場の閉幕を前に前線強化を急いでいる。
29歳のノルウェー代表FWは、昨季スペインで躍動し、アトレティコ・マドリードで公式戦24ゴールを記録。身長194cmの高さと圧倒的なフィジカルを生かしてボールを収め、味方との連携にも長ける大型ストライカーだ。エディ・ハウ監督率いるニューカッスルの攻撃陣にとって、大きな武器になることは間違いない。
かつてクリスタル・パレスでプレミアリーグに挑戦した際は十分な結果を残せなかったものの、その経験はプレミア再挑戦に向けた貴重な糧となるはずだ。移籍が実現すれば、高い適応力を発揮してすぐにチームにフィットすることが期待される。
🔎 Newcastle currently exploring two or three striker options as they wait for progress (or otherwise) on Yoane Wissa. Answers wanted today.
— Craig Hope (@CraigHope_DM) August 22, 2025
🇳🇴 One new name in the mix & discussed is Alexander Sorloth at Atletico Madrid
⚠️ As for Jorgen Strand-Larsen, Wolves do NOT want to sell pic.twitter.com/51PEhteYMa
また、ウィサのようにスピードを武器にオープンスペースで輝くタイプとは異なり、セルロートは空中戦とフィジカルを最大の強みに持つターゲットマン型である。この大型ストライカーは、ニューカッスルの攻撃陣に必要とされる”軸”を担える可能性を秘めている。
果たしてニューカッスルの新たなストライカーは誰になるのか。攻撃陣の強化をめぐるクラブの決断は、シーズンの行方を大きく左右することになりそうだ。
原文:Newcastle set to pivot from Yoane Wissa to a prolific La Liga striker
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)
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