FCバルセロナは、マンチェスター・ユナイテッド所属のマーカス・ラッシュフォード獲得に向けて大きく前進し、買取オプション付きのローン移籍の正式オファーを提出したと『The Athletic』が報じた。
27歳のイングランド代表FWはすでにこの移籍を承認しているとされており、バルセロナの監督ハンジ・フリックは本人と直接会話を交わし、加入にゴーサインを出したという。
ラッシュフォードは2024年末でオールド・トラッフォードを離れる意向を明確にしていた。昨シーズン途中に就任したルベン・アモリム監督の下で再起を図ったが、思うように調子を取り戻せず、信頼や自信を失ったままだった。
この18か月間、ラッシュフォードはパフォーマンス不振によりメディアやファンから厳しい批判を受け続けていた。結局、2025年1月にアストン・ヴィラへローン移籍することになり、週給32万5000ポンド（約43万5000ドル）を超える高額給与にもかかわらず、クラブはリスクを取った。
ヴィラ・パークでの短期間で、ラッシュフォードは17試合に出場し4ゴール6アシストを記録。復調の兆しを見せたが、4月にハムストリングを負傷し、シーズンを早期終了。イングランド代表のアンドラ戦およびセネガル戦の招集も見送られた。
当初、バルセロナは他の選手を優先していたが、ニコ・ウィリアムズやルイス・ディアスの獲得に失敗した後、ラッシュフォードを最重要ターゲットとしてリストアップした。
彼の次なる移籍先を巡る憶測が続く中、ラッシュフォードは近況をファンに少しだけ共有した。
ラッシュフォードの投稿に仲間たちが反応
ラッシュフォードはInstagramにジムでのトレーニング風景を複数枚投稿し、キャプションには「The lab」とだけ記し、ファンに休養期間中のフィットネスルーティンを披露した。
この投稿はすぐにプレミアリーグ各地の仲間たちから反応を集め、マンチェスター・シティのフィル・フォーデン、ニューカッスルのキーラン・トリッピアー、そして元ユナイテッドのチームメイトであるジェシー・リンガードもリアクションを示した。
原文：Marcus Rashford’s update triggers teammates reaction amid Barcelona's latest move
翻訳：小鷹理人（スポーティングニュース日本版）
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