マンチェスター・ユナイテッドがブレントフォードのエースFWエンベウモ獲得へ 大型移籍が実現か

Vishal Bhawani

小山亮 Akira Koyama

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マンチェスター・ユナイテッドが、ブレントフォード所属のカメルーン代表FWブライアン・エンベウモ(25)の獲得でクラブ間合意に達したと報じられた。移籍金は総額7100万ポンド(約140億円)にのぼるという。

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ユナイテッドはすでに、パラグアイの若手DFディエゴ・レオンと、ウルヴスからFWマテウス・クーニャの獲得を完了している。エンベウモの加入が実現すれば、ユナイテッドにとって今夏3人目の新戦力となる。

エンベウモは以前からユナイテッドの補強リストに入っており、トッテナム、アーセナル、ニューカッスルといった他クラブからの関心もあったが、本人はユナイテッド行きを強く希望していた。すでに個人条件にも合意していると伝えられている。

2019年にフランスのトロワからブレントフォードへ加入したエンベウモは、昨シーズンのプレミアリーグ全38試合に出場し、20得点・8アシストの活躍でチームを10位に導いた。これまでブレントフォードでは通算242試合に出場し、121のゴール関与(得点+アシスト)を記録している。

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エンベウモの起用法はどうなる?

マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督の下で、エンベウモは前線の複数ポジションをこなせる柔軟なオプションとなりそうだ。中でも得意とするのは右ウイングで、左足で中に切れ込んでシュートやラストパスにつなげるプレースタイルが特徴だ。

アモリム監督が採用する3-4-3のシステムでは右ウイングとしての起用が有力だが、2トップの一角やセカンドストライカーとしても機能する。また、PKの精度にも定評があり、フィットネスも安定しているため、1シーズン通して戦力となることが期待される。

昨季は足首の負傷から復帰後、決定力と判断力にさらなる磨きをかけ、より安定したパフォーマンスを見せていた。ボールキャリーやプレッシング、狭いスペースでのフィニッシュといった能力は、アモリム監督が目指すアグレッシブなスタイルにしっかりフィットするだろう。

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原文:Manchester United reaches 'agreement' over Bryan Mbeumo deal with Brentford
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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Vishal Bhawani

Vishal Bhawani is a sub-editor for the Affiliate Content team and a writer and sub-editor for the Football Wires team at The Sporting News. Based in Indore, India, he holds a Diploma in Operations and Management from Maharashtra University.

Before joining TSN in May 2024, Vishal contributed to Football Express and Six Sports and ran his own blog, Anfield Home, as a passionate Liverpool fan. An avid traveler, he follows multiple sports, including cricket, soccer, and tennis.

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。