本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ガリー・ネビル氏、ブレントフォード戦敗北後にアモリム監督へ苦言

Dorothy Howard

浄見耕志 Koushi Kiyomi

ガリー・ネビル氏、ブレントフォード戦敗北後にアモリム監督へ苦言 image

マンチェスター・ユナイテッドは週末、ブレントフォードに1-3で敗れ、プレミアリーグ開幕6試合を終えて14位に沈んでいる。

ここまでの成績は2勝1分3敗で、ルベン・アモリム監督と選手たちは厳しい状況に立たされている。

アモリム監督は戦術を頑なに変えようとしないことが批判の的となっており、それがユナイテッド低迷の大きな要因だと指摘されている。

クラブのOBであるガリー・ネビル氏は、これまでも古巣に対して辛辣な発言を繰り返してきたが、今回のアモリム評も厳しいものとなった。

G・ネビル氏が語るアモリム監督への懸念

G・ネビル氏は土曜日の敗戦を受け、アモリム監督のマンチェスター・ユナイテッドでの将来に強い不安を抱いていると明かした。

『NBCスポーツ』のインタビューでG・ネビル氏は次のように語っている。

「本当に心配している。心配していないなんて言っても仕方がない。パフォーマンスの内容、結果、そして昨日の交代采配を見れば明らかだ」

「数週間前のカラバオ・カップでグリムズビーに敗れた試合の終盤、メイソン・マウントが左ウイングバックを務めていたのを見た」

「監督が自分のシステムにこだわり、信念を貫く姿勢は評価されるべきだと思う。ただ、マウントを左ウイングバックで起用するようでは、愚かに見えてしまう」

さらにG・ネビル氏はアモリム監督の戦術や選手起用について厳しい指摘を続けた。

「こうしたことはすでに2度も起きている。あってはならないことだ。最初に見たとき許されないと思ったが、昨日もまた繰り返された」

「彼は毎試合のように3バックや5バックをいじっているが、パフォーマンスも結果も到底受け入れられるものではない」

「本当に、心配で仕方がない。監督の仕事がいかに大変かはわかっているから、テレビで『解任すべきだ』なんて言うつもりはない。ただ、ユナイテッドの首脳陣は早急な立て直しを求めているはずだ」

レジェンドの苦言を受け、アモリム監督とマンチェスター・ユナイテッドの今後が注目される。

原文:Man Utd legend gives scathing verdict on Ruben Amorim after latest defeat
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください

関連記事

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。