マンチェスター・ユナイテッド、ブンデスリーガの「若き逸材」レンタル獲得を検討

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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ルベン・アモリム監督の下で復活を遂げつつあるマンチェスター・ユナイテッドに、新たな活気が生まれている。

ポルトガル人指揮官が就任して以来、ユナイテッドがリーグ戦で3連勝を飾るのはこれが初めてであり、サンダーランド、リバプール、そしてブライトンを次々と撃破。この勢いにサポーターたちは再び熱狂している。

第9節のブライトン戦では、4-2のスリリングな勝利を収めた。カゼミーロがリーグ戦で7年ぶりとなる「1ゴール1アシスト」の活躍を見せ、レアル・マドリード時代を彷彿とさせるパフォーマンスを披露した。

しかし、この復調の中でも、中盤は依然として問題が残っており、クラブはその改善を模索している。

マンチェスター・ユナイテッドvsブライトン ハイライト

ユナイテッド、ブンデスリーガの若き才能の獲得を検討

英紙「Express」によると、マンチェスター・ユナイテッドは冬の移籍市場でジョーブ・ベリンガムの獲得を検討しているという。

かつてチャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランドで最も将来を期待された選手の一人だったこの若手は、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで苦戦を強いられている。

20歳の彼は、2024年夏に2500万ポンド(約50億円)でドイツへ渡った。兄であるジュード・ベリンガム(現レアル・マドリード所属)の成功を再現することを期待されていたが、ここまで公式戦11試合で無得点、ブンデスリーガではわずか2試合の先発にとどまっており、当初の期待はしぼみつつある。

さらに、父親のマーク・ベリンガム氏とドルトムントのスポーツディレクターであるセバスティアン・ケール氏との間に緊張関係が生まれ、不透明感が一層深まっているという。

もし現状が改善されない場合、マンチェスター・ユナイテッドは1月の移籍市場でレンタル移籍のオファーを提示し、状況を探る構えを見せている。

原文:Man United eye loan deal for Bundesliga's unsettled English talent
翻訳・編集:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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