マンチェスター・ユナイテッドは、ラズムス・ホイルンドのセリエA復帰を含む複数選手のトレードについて、ユヴェントスと交渉を進めている。
2023年夏に約7200万ポンド（約9500万ドル）でオールド・トラッフォードに加入したデンマーク人ストライカーは、両クラブの再編成における中心的な存在となっており、交渉のカギを握っている。
イタリア紙『トゥットスポルト』によれば、両クラブの幹部は水面下で話し合いを再開しており、ホイルンドのトリノ移籍を軸に複数選手が絡むトレードが進行しているという。
ユナイテッドとユヴェントスの間で複数選手のトレードか
ホイルンドのユナイテッドでの時間は、クラブにも本人にも思うようには進んでいない。加入当初は順調なスタートを切ったものの、次第にパフォーマンスは不安定になっていった。
アタランタから加入した際、ユナイテッドは大きな期待を寄せていたが、プレミアリーグの要求に適応するのに苦しんでいる。
これまで全コンペティションで95試合26得点という数字にとどまっており、長期的な将来に対する疑問が浮上している。
このトレード案には、元アストン・ヴィラのブラジル人MFドウグラス・ルイスのユナイテッド移籍も含まれている可能性がある。
ルイスは現在ユナイテッドの最優先ターゲットではないとされているが、クラブは彼の状況について継続的に情報を集めており、明らかな関心を示している。
この交渉は当初ジェイドン・サンチョに関する話し合いから始まったが、今では選手のトレードへと発展している。
ユヴェントス側は、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの名前も交渉に加えた。ユナイテッドにとってヴラホヴィッチは、セリエAでの実績を持つ得点力のあるストライカーで、攻撃陣の問題解決につながる可能性がある魅力的な選択肢だ。
一方のユヴェントスにとっては、高額年俸の選手を整理しながらチームの競争力を維持するという課題があり、今回のトレード案はその方針に合致する。
ユナイテッドにとっても、ホイルンドでの損失を最小限に抑えつつ、よりチームに適した選手を手に入れるチャンスとなるかもしれない。
現時点で正式な合意には至っていないが、交渉は継続中である。
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原文：Man United involved in swap talks with Juventus for Rasmus Hojlund
翻訳：小鷹理人（スポーティングニュース日本版）
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