マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム監督の去就にかかわらず、2026年に向けたチーム再編を計画している。
ポルトガル人指揮官は10月の代表ウィーク前にチームの調子をわずかに上げたものの、依然としてオールド・トラフォードでのプレッシャーにさらされている。クラブの上層部は元スポルティングCP監督を支持しているが、今後数週間の結果次第でその評価が決まる見通しだ。
アモリム監督の将来と並行して、クラブは数名の主力選手の契約満了問題にも取り組む必要がある。元キャプテンのハリー・マグワイアとチーム最高給与のカゼミーロの契約は来夏(2026夏)に満了になる予定だ。
両選手とも、契約満了後にサウジ・プロリーグからの巨額オファーを受ける可能性が報じられており、ユナイテッド側はマグワイアの残留については柔軟な姿勢を見せている。
一方で、ブラジル代表のカゼミーロについては状況がやや不透明だ。本人は「今の焦点はユナイテッドでのプレーと2026年のFIFAワールドカップに向けた準備だ」と語り、それ以外の将来についてはコメントを控えている。
ベテランMFはこれ以上の発言を避けており、クラブ側は経費削減の一環として彼の高額年俸を見直す意向を持っている。

カゼミーロは2022年にレアル・マドリードから4年契約で加入した。しかし、英紙『デイリー・メール』によると、ユナイテッドは契約を1年延長できるオプションを保有しており、延長の条件として「大幅な給与カットを受け入れること」を求めているという。
給与情報サイト「Capology」によれば、現在33歳のカゼミーロは週給約35万ポンド(約7,000万円)を受け取っており、チーム内でも最上位に位置している。
具体的な減額幅は明らかではないが、報道によれば週給20万ポンド(約4,000万円)を下回る見込みで、現在の主将ブルーノ・フェルナンデスよりも低く設定されるという。
原文:Man United set one condition to extend star's £350,000-a-week contract in 2026
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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