リオネル・メッシは、まだアルゼンチン代表のユニフォームを脱ぐつもりはないようだ。
38歳となったこのスーパースターは、もし自分の「足と肺が許すなら」と、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコで開催されるFIFAワールドカップに出場することをほのめかした。
NBCのトム・リャマス氏によるインタビューの中で、メッシはアルゼンチン代表およびインテル・マイアミでの今後について語った。彼は先日、2028年までメジャーリーグサッカー(MLS)に残留する新契約にサインしたばかりだ。
つまり、かつて世界の頂点を制した男が、もう一度“ラストダンス”に備えているのかもしれない。
「正直に言えば、ワールドカップに出場できるというのは本当に特別なことなんだ」とメッシはリャマス氏に語った。
「もちろん出たいと思っている。自分のコンディションが良くて、代表チームにとって重要な存在でいられるなら、そうしたい。来年、インテルでプレシーズンが始まったときに、毎日自分の状態を見ながら、本当に100%のコンディションでいられるかどうか判断するつもりだよ」
さらに彼はこう続けた。
「僕たちは前回のワールドカップで優勝した。そのタイトルを再びピッチで守ることができるというのは本当に素晴らしいことだ。代表としてプレーするのはいつだって夢だからね。もう一度その機会を神が与えてくれることを願っているよ」
2026年のW杯でも、メッシはまだ輝きを放つのか?

(getty)
メッシは次のワールドカップで39歳を迎える。しかし、現在のパフォーマンスを見る限り、「時の流れ」は、まだ彼を止められそうにない。
インテル・マイアミのスターは、今季MLSで29ゴールを挙げて得点王(ゴールデンブーツ)に輝き、チームを再びプレーオフへ導いた。“全盛期を過ぎた” と言われる選手としては、悪くない成果だ。
彼はまた、2028年まで契約を延長しており、衰えを見せる気配はまったくない。「正直、難しい決断ではなかった」とメッシは言う。
「この1年、本当に調子が良かった。マイアミでの生活にも満足しているし、家族も同じだ。だから、決断はとても簡単だったんだ。」
とはいえ、彼はアルゼンチン代表で、もう一度奇跡を起こせるのだろうか?
世界中のファンはすでに、北米のピッチでディフェンダーたちを翻弄しながら、再び歴史を書き換える “小さな魔法使い” の姿を夢見ている。
「ときには、頭の中で思うスピードよりも足がついてこないことがある」と彼は語り、年齢の現実を受け止めている。
今のところ、注目はマイアミのプレーオフ争いと、2026年ワールドカップのアルゼンチン代表へ向けられている。
もし彼の身体が持ちこたえれば、世界はもう一度“GOAT(史上最高の選手)”がサッカー最大の舞台で舞う姿を目にすることになるかもしれない。
原文:Lionel Messi drops major hint about 2026 World Cup and future with Argentina
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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