元シティDFカイル・ウォーカー、ACミラン移籍を回顧「自分勝手な移籍」

小山亮 Akira Koyama

Dorothy Howard

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マンチェスター・シティの元キャプテン、カイル・ウォーカーが、自身の移籍決断について率直な胸の内を明かした。

今夏にバーンリーへ完全移籍したイングランド代表DFは昨季後半戦、シティからセリエAのACミランへレンタル移籍を決断。

しかし、当時シティはプレミアリーグで苦戦しており、主将の離脱はチームにとって大きな痛手となった。

同選手はその選択を振り返り、あのタイミングでの移籍は間違っていたことを認めている。

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カイル・ウォーカーが語ったこととは?

『Sky Sports』のインタビューに応じたウォーカーは、2025年1月に加入したACミランへの移籍について、「あのときの自分は自分勝手だった」と考えているようだ。

ウォーカーは次のように振り返っている。

「ACミランにローンで移籍すべきだったか?自分はクラブのキャプテンで、チームの調子が悪いときこそ真っ先に立たなければならない立場だった。あのタイミングでチームを離れるべきだったのかと今振り返ると、答えは“ノー”だと思う」

「本来ならチームメイトや友人、そして家族のように感じている仲間のそばにいるべきだった。けれど、キャリアの中でおそらく初めて、自分のことを優先してしまった。とにかくピッチでサッカーがしたかったんだ」

当時のウォーカーはペップ・グアルディオラ監督の下で出場機会を失っており、「もっとプレーしたい」という強い思いがあったという。

「悪い理由だったとは思わないけど、ベンチに座って時々しか試合に出られない状況には満足できなかった。まだ自分は高いレベルでプレーできるということを証明したかったんだ。そんな中でACミランのようなクラブからオファーを受けたら、断ることなんてできなかった」

「夏に戻ってきてから、いろいろと振り返る時間もあった。でも、後悔はしていない。いつか海外でプレーしてみたいという気持ちはずっとあったからね。もう少し上手くやれたとは思うけど、6カ月間の経験ができて良かった」

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原文:Kyle Walker admits leaving Man City was 'selfish'
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.