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【セリエA】価値はイサクやヴィルツ級? ユベントスが10番との契約延長へ始動

坂東実藍 Miran Bando

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ユベントスは背番号10を纏うケナン・ユルディズとの契約延長に動き出しているようだ。

20歳のユルディズはアイドルだったというアレッサンドロ・デル・ピエーロともしばしば比較されるユーベ期待の逸材だ。昨季のトリノ戦での得点は、ファンが選ぶ年間ベストゴールに選ばれた。

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イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ユルディズの現行年俸は150万ユーロ(約2億6000万円/1ユーロ=173円換算)。これをチームで五本の指に入るように待遇を改善させ、2030年まで契約を延長する狙いという。

ユベントスではドゥシャン・ヴラホビッチが1200万ユーロ(約20億7600円)と破格の年俸を手にしており、新加入のジョナサン・デイビッドも600万ユーロ(約10億3800万円)。しかし、ユーベはユルディズにブレーメルら主力級の条件を準備しているようだ。

同紙はユルディズの市場価値が2年で1000万ユーロ(約17億3000万円)→5000万ユーロ(約86億5000万円)→1億ユーロ(約173億円)と跳ね上がっていると報道。今夏はリバプールが1億ユーロ超でアレクサンデル・イサク、フロリアン・ヴィルツを獲得したが、ユルディズの価値も引けを取らないと伝えた。

ユベントスは契約延長に向けてすでに選手サイドとコンタクトを取っているとのこと。もちろん、交渉はすぐまとまるわけではないだろうが、両者とも互いに満足しており前向きだと報じられている。

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。