ラウンド16でレアル・マドリーとの対戦を避けられるのは、どちらのチームになるのか。
現地6月25日に行われるクラブ・ワールドカップのグループステージ最終節で、G組のユベントスとマンチェスター・シティが対戦する。どちらも決勝トーナメント進出を決めており、グループ首位通過をかけた一戦だ。
G組首位のチームは、ラウンド16でH組の2位チームと対戦する。G組の2位チームは、H組の首位チームと対戦だ。そしてH組は最終節を残し、レアル・マドリーが首位に立っている。
優勝を目指すなら、欧州チャンピオンズリーグで最多の優勝回数を誇るスペインの“白い巨人”を避けたいと考えるのも不思議ではないだろう。
ユベントスは2024-2025シーズンの欧州CLでシティに2-0で勝利している。だが、クラブレジェンドのアンドレア・バルザーリは、『Gazzetta dello Sport』紙で「過去は重要じゃない。まったく異なるだろう」と、12月との対戦はまったく影響しないとの見解を示した。
「オーランドの暑さが響くだろうね。もっとペースが落ちるだろうし、ジョゼップ・グアルディオラもイゴール・トゥードルも、少しローテーションするかもしれない。首位通過は重要で、おそらくはラウンド16でレアル・マドリーを避けられる。もしもここで勝てたら、最後までいく弾みになる。新シーズンをうまく始める弾みにもね」
「言葉ではなく、行動に勝者のメンタリティーを再びつくり上げることが決定的になる。それがユベントスのスピリットでなければならない。トロフィーを目指す野心でなければいけない」
ちなみに、現役時代にワールドクラスのDFとして知られたバルザーリは、シティのアーリング・ハーランドと、ユベントスのドゥシャン・ヴラホビッチ、ランダル・コロ・ムアニの誰をマークするのが難しいか問われると、「それぞれ特徴が違う」と答えた。
「どの選手と対戦しても、うまくやれるかもしれないし、醜態をさらすかもしれない」