ユベントスのイゴール・トゥドール監督が、またも判定に怒りを見せた。
欧州チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節のボルシア・ドルトムント戦でも判定に苦言を呈していた指揮官は、9月21日(現地20日)に行われたセリエA第4節ヴェローナ戦でも不満を表した。PKの判定と、相手選手が退場にならなかったことを批判している。
ユベントスは前半19分にフランシスコ・コンセイソンのゴールで先制。だが44分、ジョアン・マリオがハンドを犯したとの判定でPKをギフト・オルバンに決められ、同点にされる。後半はスコアが動かず、1-1のドローで試合終了を迎えた。ユベントスは開幕4連勝を逃したかたちだ。
『Gazzetta dello Sport』によると、トゥドール監督はヴェローナにPKが与えられた場面について、「ジョアン・マリオの動きがPKに値すると考えられるのは、サッカーをしたことがない者だけだ」と批判している。
また、トゥドール監督は、前半終了間際にオルバンがフェデリコ・ガッティを叩いたのにイエローカードの判定だったと抗議。「倒す前に腕を振っていないからイエローカードだと言われたんだ。そんなことがあるか? じゃあ、振らずに殴っても構わないということか?」と怒りを表した。
🗣️| Luca Marelli to @DAZN_IT
— JuveFC (@juvefcdotcom) September 20, 2025
“Contact between Orban and Gatti? Orban never looked at the ball, the feeling is that he was aiming for the face. Why hasn't the VAR called for review? So many unanswered questions about this” pic.twitter.com/qbkssOnCDW
指揮官は「このようなのは見たことがない。VARがあるのだからもっと深刻な恥だ」とレフェリングを批判。さらに、試合日程についてもリーグに不満をぶつけている。
「回復ための日が1日増えるのは大きく違う。我々の試合を土曜の昼ではなく、明日の夜にもできたはずだ。これでは最終的にシーズンで5、6ポイントを失うことになる。考えてもらいたい。例えばナポリは9日間で3試合だったが、我々は7日間で3試合だ」
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