シティの快速ドリブラーが王者相手に爆発! 相手DFを翻弄した衝撃のパフォーマンスとは!?

News Correspondent
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ジェレミー・ドクは長い間、マンチェスター・シティのファンにとって“楽しませてくれる存在”であると同時に“苛立たせる存在”でもあった。だがリバプール戦では、間違いなく前者だった。

ベルギー代表ウイングのドクは、現地時間11月9日(日)に行われたプレミアリーグのリバプール戦で、まさに“魅了するパフォーマンス”を披露。試合開始からわずか1時間で、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたほどであった。

前半13分、シティがPKを獲得したものの、これをハーランドが決められず。ただ、このPKを引き出したのがドクであり、序盤から彼の勢いは止まらなかった。直近のレアル・マドリード戦でヴィニシウス・ジュニオールを封じたコナー・ブラッドリーでさえ、彼のドリブルの前ではなす術がなく、試合を通して何度も翻弄された。

彼の卓越したボールスキルに疑問を持つ人はほとんどいない。これまで問題視されてきたのは、なかなか得点や結果が安定しなかった点だ。しかし、シティの3点目となったあの見事なフィニッシュを見ると、その課題も着実に改善されつつあることがうかがえる。

今回の試合は、シティにとってここ1年以上で最も内容の良いゲームの一つであり、ドク自身にとってもシティ加入後最高と言えるパフォーマンスだったに違いない。

ドクの驚異的なパフォーマンス

  • 出場時間数:74(分)
  • ゴール数:1
  • アシスト数:0
  • PK獲得数:1
  • チャンスクリエイト数:3
  • シュート数:3(全て枠内)
  • タッチ数:51
  • 相手PA内タッチ数:11
  • パス成功数:20/30
  • ドリブル成功数:7/8
  • ボール奪取数:5
  • デュエル勝利数:11/14
  • 被ファウル数:4

Fotmob より

前半9分、ドクが左サイドでの鋭い仕掛けから、相手DFとの球際を制してゴール前に侵入。そのままGKと1対1になったところで倒され、シティにPKをもたらした。ハーランドのPKは相手GKにセーブされたが、試合の流れを変えるには十分だった。

その後、29分にハーランドがヘディングでゴールを奪い、先制に成功。前半終了間際にはニコ・ゴンザレスのミドルシュートも決まり、シティが2-0で前半を折り返した。

そしてこの試合最大のハイライトは、ドク自身のゴールだった。後半63分に右足でカットインしたドクは、GKママルダシュビリの手の届かない位置に鮮やかなシュートを突き刺し、シティの勝利を決定づけた。

そのまま試合は3-0で終了し、シティは王者リバプール相手に圧勝を収めた。この勝利で、首位アーセナルとの勝ち点差を4に縮め、リーグ2位に浮上。王者相手に安定感ある戦いを披露し、今後の戦いに大きな自信をもたらした。

原文:Jeremy Doku stats today: Manchester City winger dazzles in Premier League clash with Liverpool
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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