インテルは現地5月6日、欧州チャンピオンズリーグ(UCL)で決勝進出を決めた。
敵地での準決勝ファーストレグでバルセロナと3-3で引き分けたインテルは、本拠地サン・シーロでのセカンドレグで前半に2点を先行するも、後半に追いつかれる。87分には逆転を許した。だが、アディショナルタイムに追いつき、延長に持ち込む。
迎えた延長前半99分、インテルはペナルティーエリアからダビデ・フラッテージが再逆転となるゴールを奪取。これが決勝点となり、2試合合計7-6でファイナル進出を果たしている。
ゴールを決めた際、喜びから雄たけびをあげた殊勲のフラッテージは、試合が再開されてからしばらくしてピッチに倒れ込んだ。その際、めまいを起こした様子のジェスチャーを見せている。
『Gazzetta dello Sport』によると、フラッテージは試合後、何があったかは分からないとし、「試合を終えられて幸い。叫びすぎて、最後は目の前がすべてが真っ暗になったほど」と述べた。
フラッテージは「今夜は信じられないことが起きたよ。今日のようなゴールはキャリアの一部となる」と喜びをあらわにしている。
「僕は常に最後まであきらめず、真っ先に信じてきた。努力と献身の報いだ」