新たなスター候補を、同胞の先輩はどのように見ているのだろうか。
クラブ・ワールドカップに出場中のリーベル・プレートに所属するフランコ・マスタントゥオーノは先日、レアル・マドリードへの移籍が決まった。弱冠17歳の新星には、大きな注目が集まっている。
同じアルゼンチン人の先輩で、現役時代にワールドクラスのストライカーとして活躍し、現在は指導者として多くの選手たちを見ているエルナン・クレスポは、後輩を長い目で見守りたいと話した。
『Gazzetta dello Sport』紙のインタビューで、クレスポは「マスタントゥオーノはとても強い選手だ。そうじゃなきゃ、レアル・マドリードが獲得するはずがない」と述べている。
「だが、17歳でしかないんだ。プレッシャーをかけすぎないようにしよう。間違えることも予想されるのは避けられない、そんな普通の成長過程を踏ませようじゃないか」
さらに、マスタントゥオーノは新たなリオネル・メッシとなるだけのタレントか問われると、クレスポは「それだけのクオリティーは備えている」と答えた。
「でも、欧州でどうか見てみたい。欧州はあらゆるタレントにとって試練の場なんだだ。本当に素晴らしいことができる選手なのは確かだけどね」