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【セリエA】王者が関心も契約延長 苦労人のイタリア代表「ユベントスは家、ファミリー」

坂東実藍 Miran Bando

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苦労人はイタリア最大の名門に対する思い入れが強い。王者からの誘いに感謝しつつ、主力の一角として復権を目指すと話した。

ユベントスのフェデリコ・ガッティが、『Gazzetta dello Sport』紙のインタビューで、ナポリの関心やユーベ残留について語っている。

一時はセリエAで9連覇と圧倒的な強さを誇ったユベントスだが、近年はスクデットから遠ざかっている。一方、ナポリは過去3シーズンで優勝2回。昨季を制したアントニオ・コンテ監督が続投し、2025-2026シーズンも連覇に向けて優勝候補の最右翼だ。

今夏、ガッティはそのナポリへの移籍の可能性がうわさされたが、7月にユベントスとの契約を2030年まで延長した。イタリア代表DFは「望んでくれたことには感謝している。でも、僕はハートに従いたかった」と話している。

「ユベントスはファミリーであり、トリノは僕の家だ。僕はここで育った。かなり簡単な選択だった」

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最終ラインで共闘するグレイソン・ブレーメルは、ひざの全十字のケガで昨季を棒に振った。新シーズンで復帰するチームメイトについて、ガッティは「トップクラスの補強と同じ」と復帰を喜んだ。また、新加入のジョナサン・デイビッドについても、「素晴らしいフォワード」と期待を寄せた。

「ほかとはまったく違うリーグであるセリエAに慣れなければいけない。イタリアは戦術が重視され、スペースが少ないからね。でも、彼にはユベントスでもとてもうまくやるだけの手札がそろっている」

一方、ユベントスが関心を寄せているというニューカッスルのサンドロ・トナーリについて聞かれると、ガッティは「クラブが決めることだ」と話すにとどまった。

「僕は代表でサンドロと知り合った。完成されていてモダンな、極めて強いミッドフィルダーだ。どうなるか、様子をみよう」

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。