エリック・テン・ハフ氏が、再び指揮の場に戻る可能性が浮上している。
マンチェスター・ユナイテッドを解任された後、名誉挽回の舞台として期待されたのがレバークーゼンだった。しかし、ブンデスリーガでわずか2試合を指揮しただけで解任されてしまった。
テン・ハフ氏はアヤックス時代に高い評価を受け、エールディビジを3度制覇した。2018-2019シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝まであと一歩と迫った。
レアル・マドリード、ユヴェントスを撃破しながらも、準決勝でトッテナムに敗退。ルーカス・モウラのハットトリックが勝負を決めた。
ユナイテッドでの指揮は困難を極めたが、それでもカラバオ・カップとFAカップを制覇し、一定の成果を残した。
しかし昨季、プレミアリーグでウェストハムに1-2で敗れた直後に解任。その後に就任したルベン・アモリム監督も、チームを立て直すことはできていない。
古巣アヤックス復帰の可能性
レバークーゼンでの短い指揮を終えたテン・ハフ氏には、腰を据えて挑めるクラブが必要だ。その候補のひとつが、かつて率いた古巣アヤックスである。
オランダ紙『De Telegraaf』によれば、テン・ハフ氏自身も復帰に前向きで、クラブ側も再招へいを検討しているという。
現在アヤックスの指揮を執るのはヨン・ハイティンハ監督だが、チームは直近のチャンピオンズリーグでマルセイユに0-4と大敗を喫した。それでもエールディビジではいまだ無敗を維持し、順位は3位につけている。
原文:Erik ten Hag set for sensational return to management
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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