ポルトガル代表はハンガリーとのワールドカップ予選で引き分けに終わり、2026年大会出場の確定は次節以降へと持ち越された。その中で、クリスティアーノ・ロナウドは再びサッカー史にその名を刻んだ。
8分にアッティラ・サライのゴールで先制を許したポルトガルだったが、22分、ネルソン・セメドのクロスに反応したC・ロナウドがネット上部へと豪快に蹴り込み、同点に追いつく。
さらに前半のうちに、C・ロナウドがヌーノ・メンデスの美しいクロスをダイレクトで合わせ、逆転弾を決めた。
この2得点で、C・ロナウドはワールドカップ予選での通算得点を「41」に伸ばし、元グアテマラ代表FWカルロス・ルイス氏(39得点)を抜いて歴代単独トップに立った。
代表通算ゴールも143に達し、キャリア通算では実に948得点という驚異的な数字を記録している。
しかし、試合は最後の最後でドラマが待っていた。後半アディショナルタイム、リバプールのドミニク・ソボスライが値千金の同点ゴールを決め、ポルトガルは勝利を逃すことに。
チームは出場権確定を11月に持ち越すことになった。ポルトガルは来月、アイルランドとアルメニアと対戦予定。C・ロナウドにとっておそらく最後となる大舞台への切符を懸け、重要な2試合に臨む。
原文:Cristiano Ronaldo sets another all time scoring record but Portugal continue waiting for World Cup ticket
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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