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なぜクリスティアーノ・ロナウドは、米大統領のホワイトハウス晩餐会に出席したのか? ポルトガルのスターがドナルド・トランプと会談

Dom Farrell

小鷹理人 Masato Odaka

なぜクリスティアーノ・ロナウドは、米大統領のホワイトハウス晩餐会に出席したのか? ポルトガルのスターがドナルド・トランプと会談 image

クリスティアーノ・ロナウドは、来年、北米で開催されるFIFAワールドカップで、アメリカの舞台の中心に立つ準備をしている。

ポルトガルは2026年大会への出場権をすでに確保しており、この大会はロナウドにとって国際舞台での最後の大舞台になることが予想されている。

40歳のロナウドは、2006年にポルトガル代表が準決勝に進出した大会から、すべてのワールドカップに出場しており、これまで22試合で8ゴールを記録している。

そんなロナウドが今週、ワシントンD.C.でアメリカとはまったく異なる形の「大舞台」に登場した。

関連記事:ロナウドのアイルランド戦での退場理由とW杯出場停止の可能性を解説

ロナウドはなぜホワイトハウスにいたのか?

11月18日(火)、ロナウドはアメリカのドナルド・トランプ大統領が主催したホワイトハウスでのブラックタイ晩餐会に出席した。サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)と並んで招かれた。

ロナウドは2023年から、サウジアラビアのアル・ナスルでプレーしている。

この晩餐会には、実業家のイーロン・マスク氏やアップルCEOのティム・クック氏らビジネス界のトップも出席していた。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も同席した。

ロナウドとトランプ大統領の関係は?

6月のG7サミットでは、トランプ大統領はポルトガルの欧州理事会アントニオ・コスタ議長から、ロナウドのサイン入りユニフォームを贈られた。ロナウドはそこに次のように書いた。

「ドナルド・J・トランプ大統領へ、平和のためにプレーする」

ロナウドは、ジャーナリストのピアース・モーガン氏のインタビューでこのメッセージについて次のように語った。

「世界が平和であること、それが僕らの目標だ。彼は世界を変える手助けができる人物の一人だ。それが僕の一番の願いだ」

「世界の平和を実現するために協力し合えるなら。テレビを見ていて、ニュースを見始めると耐えられないことがあるんだ」

Donald Trump with the World Cup trophy

ロナウドはまた「彼(トランプ)に会いたい」と述べており、さらに「最近サウジでMBS(ビン・サルマン皇太子)と会った」と話していた。

このサッカースターは次のようにも語った。

「僕は彼のことが本当に好きだ。彼には物事を動かす力があると思うし、僕はそういう人が好きなんだ」

ホワイトハウスの晩餐会では、トランプ大統領はロナウドについて好意的に語り、息子バロンがロナウドの大ファンであることを明かした。

「息子はロナウドの大ファンだ。バロンは彼と会うことができた。私があなた(ロナウド)を紹介したことで、彼は父親を少し見直したようだ」

ロナウドは2026年ワールドカップに出場できるのか?

ロナウドは、ポルトガルがW杯欧州予選を首位で突破したことで、2026年大会に出場する見込みである。

しかし、ロナウドはダブリンで行われたアイルランド戦で退場し、ポルトガルの初戦と第2戦を出場停止になる可能性がある。

ロナウドはアイルランドDFダラ・オシェイを肘打ちし、暴力行為によって一発退場となった。通常、暴力行為によるレッドカードは1〜3試合の出場停止処分が科される。

ロナウドはすでに、F組最終戦のアルメニア戦(9-1)を欠場しており、これが1試合の自動的な出場停止に相当する。

追加の処分についてはFIFAの規律委員会に委ねられている。規定では、「深刻な反則行為には少なくとも2試合の出場停止」、「肘打ちなどの暴行には3試合の出場停止もあり得る」とされている。

原文:Cristiano Ronaldo meets Donald Trump: Why Portugal soccer star attended U.S. President's White House dinner
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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