2025-2026シーズンのプレミアリーグ第7節が10月4日(土)に行われ、チェルシーとリバプールの一戦は劇的な幕切れを迎えた。
途中出場のFWエステバンが後半アディショナルタイムに決勝点を挙げ、チームにリーグ戦4試合ぶりの勝利をもたらした。
チェルシーは前半14分、MFモイセス・カイセドの見事なミドルシュートで先制に成功。前半は無失点で折り返したが、後半10分にDFブノワ・バディアシルが負傷退場するアクシデントに見舞われ、守備陣に不安が生じることに。
対するリバプールはDFライン3枚を交代し、攻撃的な布陣にシフト。すると後半18分、MFドミニク・ソボスライのクロスをFWアレクサンダー・イサクが落とし、最後はFWコーディ・ガクポが押し込んで試合を振り出しに戻した。
その後も一進一退の攻防が続く中、後半アディショナルタイム5分、ついに均衡が破れる。敵陣深くに侵入したDFマルク・ククレジャが左サイドから低弾道のクロスを供給すると、FWエステバンが冷静に押し込み、値千金の勝ち越しゴールを奪った。
試合はこのまま終了し、ホームのチェルシーが勝利を果たした。一方、王者リバプールは痛恨のリーグ戦2連敗。開幕から5連勝と好スタートを切ったものの、この敗戦によりアーセナルに首位の座を明け渡す結果となった。
スコア
チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
---|---|---|---|
チェルシー | 1 | 1 | 2 |
リバプール | 0 | 1 | 1 |
- 前半14分 モイセス・カイセド(チェルシー)
- 後半18分 コーディ・ガクポ(リバプール)
- 後半50分 エステバン(チェルシー)
スターティングメンバー
チェルシー(4-2-3-1)
- #1 ロベルト・サンチェス
- #27 マロ・ギュスト
- #34 ジョシュ・アチャンポン(#21 ヨエル・ハト)
- #5 ブノワ・バディアシル(#45 ロメオ・ラビア)
- #3 マルク・ククレジャ
- #24 リース・ジェームズ
- #25 モイセス・カイセド
- #7 ペドロ・ネト(#41 エステバン)
- #8 エンソ・フェルナンデス
- #49 アレハンドロ・ガルナチョ(#11 ジェイミー・ギッテンス)
- #20 ジョアン・ペドロ(#38 マルク・ギウ)
リバプール(4-2-3-1)
- #25 ギオルギ・ママルダシュビリ
- #12 コナー・ブラッドリー(#7 フロリアン・ヴィルツ)
- #5 イブラヒマ・コナテ(#17 カーティス・ジョーンズ)
- #4 フィルジル・ファン・ダイク
- #6 ミロシュ・ケルケズ(#26 アンドリュー・ロバートソン)
- #10 アレクシス・マクアリスター(#3 遠藤航)
- #38 ライアン・グラフェンブルフ
- #11 モハメド・サラー
- #8 ドミニク・ソボスライ
- #18 コーディ・ガクポ
- #9 アレクサンダー・イサク(#22 ウーゴ・エキティケ)
ハイライト
スタッツ
チェルシー | スタッツ | リバプール |
12 | シュート数 | 13 |
6 | 枠内シュート | 2 |
0.88 | ゴール期待値 | 1.83 |
54% | 支配率 | 46% |
500 | パス数 | 445 |
7 | コーナーキック | 2 |
9 | ファウル | 8 |
0 | イエローカード | 2 |
2 | オフサイド | 1 |
原文:Chelsea vs. Liverpool final score: Premier League result, updates, stats as Estevao wins it at the death
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)
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