チェルシーのニコラス・ジャクソンの去就は、この夏を通じて話題になっている。
セネガル代表のジャクソンは、今夏にリアム・デラップとジョアン・ペドロが加入したことを受け、スタンフォード・ブリッジを離れる可能性が取り沙汰されている。
チェルシーでの序列が下がったジャクソンは、レギュラーとして起用してくれるクラブを求めており、クラブに残留する可能性は低いと見られている。
移籍市場終了まで残り数週間となった今、ジャクソンのチェルシー退団は「実現するかどうか」ではなく「いつになるか」という段階に入っているようだ。
移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏は、このニュースをほぼ確実なものと認め、ジャクソンが今夏チェルシーを離れると明言した。
エンツォ・マレスカ監督も、日本時間8月8日(金)のコメントの中で、ジャクソンが今夏クラブを去る可能性が高いことを事実上認めた。
ニコラス・ジャクソン退団に関するロマーノ氏の見解
Xへの投稿で、ロマーノ氏は次のように述べている。
「ジャクソンは今夏、チェルシーを去る。これは選手とクラブの双方が決めたことだ。すべて決着がついた」
「チェルシーはニコラス・ジャクソンの移籍金を8,000万ポンド(1ポンド約199円換算で約158億9500万円)に設定しており、あとは入札を待つのみだ。ニューカッスルが関心を示しており、リシャルリソンが退団すればトッテナムも関心を持つ可能性がある。イングランド国外からの関心もある」

「チェルシーとジャクソンは、今が別れのタイミングだと考えている。クラブは新たなストライカーを補強し、ジャクソンは主力としてプレーできる環境を求めている。この夏の移籍市場で、ジャクソンは注目のビッグネームとなりそうだ」
ロマーノ氏のコメントを踏まえると、ジャクソンがチェルシーを離れるのは時間の問題と言えそうだ。
ジャクソンのチェルシー退団の決断は双方合意によるものであり、関係者全員にとって最良の選択と言えそうだ。
原文:Chelsea star certain to leave the club this summer
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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