ブルーノ・フェルナンデスがマンチェスター・ユナイテッドの補強の必要性を語る。

小鷹理人 Masato Odaka

Rwittika Chakraborty

ブルーノ・フェルナンデスがマンチェスター・ユナイテッドの補強の必要性を語る。 image

マンチェスター・ユナイテッドは、2025-2026シーズンの開幕を前に、プレミアリーグ・サマーシリーズで優勝を果たした。

8月3日(日)、ジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われたエヴァートン戦では、2-2の引き分けに終わった。

ユナイテッドは、前半19分にキャプテンのブルーノ・フェルナンデスがPKを決めて先制。その後、フェルナンデスはメイソン・マウントのゴールをアシストし、69分にチームの2点目が決まった。

試合後、フェルナンデスはNBCスポーツのインタビューで、チームのパフォーマンスに満足していないと語り、「怠慢だった」と辛辣に評した。アルジャジーラによれば、彼は次のように述べている。

「自分たちがどういうプレーをしたいのか、新加入選手をどうチームに組み込むかを考えるうえで、大事な期間だった。しかし、このような形で終えたくはなかった。今日の出来は良くなかったし、正直少し怠けていたと思う。怠慢はいつだって代償を伴うから、それは避けなければならない」

ユナイテッドは今夏、何人かの選手を補強しているが、フェルナンデスは、来季に向けてさらなる補強が必要だと強調している。

「良くなってはいるが、まだ理想的な状態にはない。誰かを責めたいわけではないが、クラブは財政的な状況を踏まえ、できる限りのことをしていると思う」

「ただ、今いる選手たちにもっと競争を促す必要があったのは明白だったし、先発争いを激化させるためにも、もっと質の高い選手が必要だ。クラブもそれを理解して動いているはずだ。あと1人か2人、そういった選手が加われば理想的だ」

フェルナンデスの発言について、ユナイテッドのアモリム監督はどう答えたのか?

202-2026シーズン開幕を前に、記者からフェルナンデスの発言について問われたアモリム監督は、次のように語った。

「選手たちがそう感じているのは良いことだ。彼らが現状を理解しているという証だから、ポジティブな気持ちになれた。このツアーの流れは完璧だったと思う」

「素晴らしい雰囲気の中で数週間しっかり取り組めたし、これからキャリントン(練習場)に戻って、シーズン開幕に向けた準備を続ける。まだ改善すべき点は多くあると感じている」

ユナイテッドは、日本時間8月18日に本拠地オールド・トラフォードで行われるアーセナルとのプレミアリーグ開幕戦で、2025/26シーズンの初陣を迎える予定だ。

原文:Bruno Fernandes hints at need for more additions to 'lazy' Man Utd squad
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Rwittika Chakraborty

Rwittika Chakraborty is a content producer for The Sporting News. Based in India, she holds a Bachelor's degree in Journalism and Mass Communication from SRM Institute of Science and Technology.