10月3日(現地2日)に行われた欧州ヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第2節で、珍しい光景が繰り広げられた。二度にわたるPKのやり直しが命じられ、だが得点に至らなかったのだ。
本拠地オリンピコにリールを迎えたローマは、序盤に先制点を献上。ビハインドを背負ったまま迎えた終盤、VAR介入により相手のハンドでPKを獲得する。だが、同点に追いつく絶好機を生かせなかった。
ペナルティースポットに向かったアルテム・ドフビクは、自身から見て右側に蹴ったが、相手守護神ベルケ・エゼルに阻まれる。ところが、再びVARの介入でリールの選手がエリア内に入っていたことが判明。PKはやり直しとなった。
再びキッカーを務めたドフビクは、このチャンスを生かせず。1本目と同じ方向に蹴ったが、再び相手GKにセーブされてしまう。だが、今度は蹴る前にエゼルがラインを飛び出していたとの判定で、またもPKがやり直しとなる。
ローマはドフビクではなく、マティアス・スレにキッカーを変更。同じレフティーのスレは、今度は自身から見て左側に蹴る。ところが、これもエゼルにセーブされ、三度目の正直とはならず。スタジアムは騒然とした。
Incredible scene during the match between AS Roma and Lille — the penalty had to be retaken three times, and Lille’s goalkeeper Berke Ozer saved all three. 🤯🇪🇺pic.twitter.com/3ETBEp9oP5
— Tekkers Foot (@tekkersfoot) October 2, 2025
結局、ローマは最後まで得点をあげられず、試合は1-0とリールの勝利で終了。ローマは開幕2連勝を逃し、逆にリールが2連勝を飾っている。
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