バイエルン・ミュンヘンは2025-2026シーズンの開幕から絶好調を維持しており、ビンセント・コンパニ監督はインターナショナルブレイクを前に多くのポジティブな要素を手にした。
バイエルンはブンデスリーガ第6節でアイントラハト・フランクフルトをアウェーで3-0と圧倒し、今季公式戦10連勝を達成した。
ルイス・ディアスが試合開始わずか15秒で先制点を挙げると、その後ハリー・ケインのゴールをアシスト。さらに左足で鮮やかな一撃を叩き込み、見事な2得点1アシストの活躍で試合を決定づけた。
フランクフルトvsバイエルンのハイライト
この勝利により、バイエルンはブンデスリーガの開幕から6連勝を飾り、無敗のまま首位をキープ。2位のボルシア・ドルトムントに4ポイント差をつけている。
OptaFranzによると、1965年のブンデスリーガ昇格以降、バイエルンがシーズン開幕から公式戦10連勝を飾るのはクラブ史上初の快挙だという。
この期間、ドイツ王者は単に勝つだけでなく、ほとんどの試合で圧倒的な内容を見せ、計36得点・8失点という圧巻の数字を記録している。
ハリー・ケイン、新たなバイエルン記録を更新
ハリー・ケインは、バイエルン・ミュンヘンのみならず、ヨーロッパ全体でも最も圧倒的な選手のひとりとして君臨している。

イングランド代表ストライカーは、バイエルンで通算100得点を到達し、クリスティアーノ・ロナウドやアーリング・ハーランドの記録を上回った。
そしてフランクフルト戦でもその勢いは止まらず、代表招集前の試合で再びゴールを重ねた。
今季のケインは、クラブでの10試合で18ゴール・3アシストを記録。そのうちブンデスリーガでは6試合で11ゴールを挙げている。
OptaFranzによると、ケインはブンデスリーガ史上初めて「開幕6試合で11ゴール」を達成した選手となった。
さらにSofascoreのデータでは、今季ヨーロッパ5大リーグの中で「13ゴール以上」または「14ゴール関与以上(得点+アシスト)」を記録しているのはケインただ一人だという。
終盤に軽傷で交代を強いられたものの、ケインは問題なくトーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表に合流する見込みで、来週の2試合に出場するとみられている。
原文:Bayern Munich shatter records with resounding Frankfurt win
翻訳・編集:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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