バルセロナのハンジ・フリック監督が今夏の補強ポジションを明かす

小鷹理人 Masato Odaka

Dorothy Howard

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バルセロナは依然として複数の選手を放出し、財政面の帳尻を合わせる必要がある。

クラブは現在、数人の選手の退団交渉を進めている一方で、ハンジ・フリック監督は補強にも取り組んでいる。

カタルーニャのクラブは複数の選手と関連付けられているが、退団状況によっては1〜2ポジションしか補強できない可能性がある。

スペイン紙『SPORT』の報道によると、フリックは左ウイングの補強を最優先事項として挙げているという。

フリックはクラブの厳しい財政状況を理解しており、他のポジションの補強を見送ってでも、トップクラスのウイング獲得を優先する考えを承認している。

バルセロナが関心を示す左ウイングの候補は?

バルセロナは当初、ニコ・ウィリアムズに大型契約を提示する準備を進めていたが、ウィリアムズは最終的にアスレティック・クラブと新契約を結んだ。

その後、クラブはリバプールのルイス・ディアスやマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードに関心を移している。

ディアスにはバイエルン・ミュンヘンからのオファーも届いているが、リヴァプールの要求額が高額であるため、バルセロナが獲得するのは非現実的と見られている。

ラッシュフォードはバルセロナ加入を熱望しているが、クラブ間で合意には至っておらず、他クラブも同選手の獲得に関心を示している。

また、シャビ・シモンズもバルセロナの補強候補の一人とされており、SPORTの報道によれば、クラブはすでにシモンズの代理人と接触を図っている。ただし、契約解除金の存在がフリックのチームにとっては壁となり得る。

プレシーズン初戦が7月27日に控える中、フリックは早期のウイング補強を目指している。

原文:Barcelona manager reveals primary area of concern for transfer window
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.