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スロット監督、新戦力の両サイドバックを擁護 「サイドバックが問題だとは思わない」

Dorothy Howard

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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リバプールは週末、エディ・エンケティアの終了間際のゴールにより、クリスタル・パレスに敗れ、今季初黒星を喫した。

今季のプレミアリーグでリバプールはここまで6試合で7失点。これは昨季の同じ6試合終了時点より5点多い数字だ。

一部では、新加入の両サイドバック、ジェレミー・フリンポンとミロシュ・ケルケズが失点増加の原因ではないかとの指摘もある。しかし、アルネ・スロット監督はその見方を否定し、守備の問題は別の要因にあると主張している。

スロット監督の見解とは?

新加入の両サイドバックには早くも厳しい視線が注がれているが、指揮官は問題の本質がチーム全体にあると考えている。

チャンピオンズリーグのガラタサライ戦を前に、スロット監督は次のように語った。

「昨季の強みのひとつは、相手をゴールから遠ざけることだった。そしてそれは、必ずしもディフェンダーの守備から始まるのではない。今年はここまでセットプレーから4失点している」

「確かにサイドバックを入れ替えたし、それ以上の変化もあった。ただ、失点を振り返ったとき、真っ先に『サイドバックが問題だ』とは思わない」

「守備は常にチーム全体のパフォーマンスだ。昨季ほとんど失点しなかったのは、11人全員がハードワークして相手にチャンスを与えなかったからだ。今季も選手たちは懸命に取り組んでいるが、セットプレーはまた別の戦いになる」

「我々は昨季の形に立ち返り、今後の試合でセットプレーから簡単には失点しないことを証明しなければならない。プレミアリーグにはセットプレーで試合をものにするチームもあれば、我々のようにセットプレーで勝ち点を落とすチームもある」

実際、リバプールは今季リーグ戦6試合でセットプレーから4失点を喫しており、この数字はウェストハムに次いでリーグ2番目に多い。

原文:Arne Slot defends new Liverpool full-backs amidst criticism on performances
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。