ロバートソン、シティに完敗も“タイトル諦めず” オフサイドの判定についても語る

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アンドリュー・ロバートソンは、マンチェスター・シティに0-3で敗れた後も、リバプールのプレミアリーグ優勝への望みを捨てていない。

現地日曜日の敗戦は、アルネ・スロット監督率いるリバプールにとって再起を見せていた一週間を台無しにした。アストン・ヴィラにホームで勝利し、4連敗を止めたのち、チャンピオンズリーグではレアル・マドリードを1-0で下す劇的な勝利を収めていた。

しかし、今季のリバプールはすでに昨シーズン(2024-2025)のリーグ戦全体での敗戦数を上回っており、順位は8位。首位アーセナルとは、勝ち点8差がついている。とはいえ、2位のシティ以下は混戦で、シティとは勝ち点4差、13位のエバートンとは勝ち点3しか離れていない。

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ロバートソンは何を語ったのか?

経験豊富な左サイドバックのロバートソンは、グアルディオラ率いるシティに完敗した後、今リバプールに必要なのは「安定したパフォーマンスと連勝を取り戻すこと」だと語った。

「今の時期にタイトルの話をするのは早すぎると思う。順位がどうであれね」とロバートソンは記者に語った。

「でも、そういう話が出てくるようになるためには、まず継続的に試合に勝たないといけない。ロッカールームでもタイトルの話なんて全く出てないよ」

「僕たちは、自分たちが発揮できるレベルを取り戻さないといけない。特に前の2試合で見せたレベルをね。あのレベルをより安定して出せれば、勝ち点は自然とついてくる。そうやって立て直して、シーズン半ばでどこにいるかを見てみよう」

「もちろん、自分たちは大きなハンデを背負っている。でもどのチームも、シーズンの半分を過ぎるまでは順位表なんてあまり気にしないと思う。だから僕たちは自分たちに集中して、パフォーマンスレベルを上げていくだけだよ」

一方、アルネ・スロット監督は試合後、前半を2点ビハインドで折り返したことは「妥当」だと認めつつも、「ひとつ大きな問題があった」と指摘した。1-0の場面で、モハメド・サラーの右CKからフィルジル・ファン・ダイクが頭で押し込んだゴールが、オフサイドで取り消されたのだ。

判定の要因となったのは、ロバートソンだった。彼はゴール前でオフサイドポジションにいたが、ボールには触れず、シティGKジャンルイジ・ドンナルンマの視界を妨げているようにも見えなかった。

「自分としては、ボールを避けるように頭を下げていたと思う」とロバートソンは振り返る。「キーパーの視界を遮っていたとも思わない。シーズン開幕前に説明されたルールでは問題ないはずだと思っていた。だから正直、少し理解しづらい判定だったね」

「あれはゴールとして認められるべきだったと思う。ただ、あの時点で同点に追いつけていたとしても、幸運な展開だったかもしれないけどね」

リバプールは次節、代表ウィーク明けにノッティンガム・フォレストをホームに迎える。昨季アウェーでアンフィールド唯一の勝利を挙げた相手だ。その後、11月26日にはチャンピオンズリーグでPSVを迎える予定だ。

原文:Andy Robertson honest on Liverpool's title hopes after Man City defeat
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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