23度目の開催となる男子サッカーの国際大会、FIFAワールドカップが2026年の夏にアメリカ、カナダ、メキシコの3か国にまたがって行われる。
2026年大会は、1998年から2022年までの7大会連続で採用された32チーム制から出場チーム数が拡大され、48チームが参加する初めての大会となる。
これにより、6つの地域連盟(アジアサッカー連盟/AFC、アフリカサッカー連盟/CAF、北中米カリブ海サッカー連盟/CONCACAF、南米サッカー連盟/CONMEBOL、オセアニアサッカー連盟/OFC、欧州サッカー連盟/UEFA)からワールドカップ出場権の獲得を目指す各国代表チームにとって状況が変化した。
ここでは、2026年ワールドカップ出場権を獲得したチーム、出場権獲得までの道筋、地域予選や大陸間プレーオフの形式などについてまとめる。
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の出場国はどのチーム?
大会フォーマットが拡大されたことで、各連盟にはそれぞれこれまで以上の出場枠が与えられる。
アジアの出場枠は前回カタール大会時の2倍の8つに増えた。アフリカの出場枠は前回の5か国から9か国に増加する。
北中米の出場チーム数は2022年大会では3チームだったが、今回は少なくとも6チームに増える。ただし、その半数はアメリカ合衆国、メキシコ、カナダが開催国枠で出場するためだ。
前回のワールドカップ同様、最後の2つの出場枠は大陸間プレーオフで決定される。
FIFAワールドカップ2026出場国一覧(随時更新)
国 | 地域 | 直近の出場年 |
---|---|---|
アメリカ(開催国) | 北中米 | 2022 |
メキシコ(開催国) | 北中米 | 2022 |
カナダ(開催国) | 北中米 | 2022 |
- | 北中米 | |
- | 北中米 | |
- | 北中米 | |
日本 | アジア | 2022 |
イラン | アジア | 2022 |
韓国 | アジア | 2022 |
ウズベキスタン | アジア | 初 |
ヨルダン | アジア | 初 |
オーストラリア | アジア | 2022 |
- | アジア | |
- | アジア | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
- | アフリカ | |
アルゼンチン | 南米 | 2022 |
ブラジル | 南米 | 2022 |
エクアドル | 南米 | 2022 |
- | 南米 | |
- | 南米 | |
- | 南米 | |
ニュージーランド | オセアニア | 2010 |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
- | 欧州 | |
大陸間プレーオフ勝者 | プレーオフ | |
大陸間プレーオフ勝者 | プレーオフ |
2026年大会・地域予選の形式まとめ
AFC(アジアサッカー連盟)
AFCは、2024年9月から最も重要となる3次予選を開始している。18チームが6つずつの3グループに分けられ、それぞれのグループ内で全チームとホーム&アウェイ方式の計10試合を戦う。そして、各グループの上位2チームは自動的にワールドカップへの出場権を獲得する。
3月中旬の第7節でバーレーン代表を下してグループCの2位以内を確定させた日本代表は、アジア最速でワールドカップ出場を決めた。そして第8節ではそれに続いてイランも出場権を掴み取った。
各グループ3位と4位のチームは2025年10月に行われる4次予選へと進み、3チームずつ2つのグループに分けられて総当たり戦を実施。各グループ首位がワールドカップ出場権を獲得し、2位のチームは2025年11月にホーム&アウェイ方式で対戦し、勝者が大陸間プレーオフに進出する。
CAF(アフリカサッカー連盟)
アフリカでは、6チームずつ9つのグループに分けられ、それぞれのグループ内でホーム&アウェイ方式の計10試合を行う。各グループの1位チームが自動的にワールドカップ 出場権を獲得する。
予選での成績上位4チームによってプレーオフを行い、プレーオフの勝利チームがアフリカ代表として大陸間プレーオフに進出する。

CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)
北中米は2024年6月、30チームが6つのグループに分けられ、2次予選をスタートした。2025年6月まで続く2次予選ではグループ内の全チームと総当たりのリーグ戦を行い、各組の上位2チームが3次予選に進出する。
4チームずつ3グループに分かれた3次予選は2025年9月に開始され、、ホーム&アウェイ方式で対戦する。各グループの1位チームがW杯の出場権を獲得し、予選での成績上位2チームは大陸間プレーオフに出場する。
CONMEBOL(南米サッカー連盟)
南米では、有名な長期わたるワールドカップ予選の形式を維持し、所属10カ国によるホーム&アウェー方式の過酷なリーグ戦を戦う。
ワールドカップのフォーマット拡大により、予選突破の難易度はやや緩和され、リーグ戦の上位6カ国が自動的に出場権を獲得し、7位チームは大陸間プレーオフに進出する。
アルゼンチン代表はすでに、ブラジルとの対戦で4-1の勝利を収め、W杯出場権を獲得している。
OFC(オセアニアサッカー連盟)
2026年のワールドカップは、オセアニアに出場権が保証された最初の大会となる。2024年の10月から11月にかけて行われた2次予選では、4チームずつの2グループが3次予選進出をかけて戦った。
そして各グループの上位2チームが2025年3月のプレーオフへと進み、タヒチ代表を下したニューカレドニア代表とフィジー代表を下したニュージーランド代表が決勝で相まみえた。
決勝を3-0で勝利したニュージーランドがワールドカップへの出場権を獲得。ニューカレドニアは大陸間プレーオフへと回り、本大会出場を狙う。
UEFA(欧州サッカー連盟)
ヨーロッパに割り当てられた16の出場枠のうちの12は、4チームか5チームに分けられた12グループの勝者に与えられる。各グループの上位2チームに、ワールドカップ予選で各グループの上位2チームに入れなかったUEFAネーションズリーグの上位4チームを加えた計16チームがプレーオフへ進出する。
16チームは抽選で4チームずつの4グループに分けられ、グループ内で2試合のトーナメントを行う。シードチームは準決勝をホームゲームを開催し、4つの決勝戦の開催国は試合前に抽選で決定、各グループの優勝チームがワールドカップに進出します。
UEFAは、大陸間プレーオフに出場しない唯一の連盟となっている。

大陸間プレーオフ
まず大陸間プレーオフに進出する6チームのうち、FIFAランキングが最も高い2チームがシード権を獲得する。それ以外の4チームで準決勝を行い、その勝者がシード権を得たチームと戦う。その試合で勝利した2チームが、最後のワールドカップ出場枠を手にする。
プレーオフで行われるこの4試合はワールドカップのテストイベントとして、実際の開催国のいずれかで主催される。
FIFAワールドカップ2026はいつ開催される?
2026年のFIFAワールドカップは6月11日に開幕する。開幕戦は、共催国のひとつであるメキシコが開催した1970年と1986年のワールドカップ決勝の舞台となったアステカで行われる。
決勝戦は7月19日、米ニュージャージー州イーストラザフォードにあるメットライフ・スタジアムで行われる。
約40日間にわたって続くこの大会はワールドカップの歴史上で最も長期間に及ぶ大会となり、48チームが計104試合を戦う。
FIFAワールドカップ2026の抽選会はいつ実施される?
2026年のFIFAワールドカップの抽選会の日程はまだ発表されていない。
大会日程が伝統的な6月〜7月の開催時期に戻ったため、抽選会は2025年末頃に実施される見込みだ。
原文:Who has qualified for FIFA World Cup 2026? Updated list of nations confirmed for tournament in USA, Canada and Mexico
翻訳・編集:山下晴輝、石山修二(スポーティングニュース日本版)
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