開幕から2試合で好スタートを切っていたが、冷や水を浴びせられた。
ユベントスは6月27日(現地26日)、クラブ・ワールドカップのグループステージ最終節で、マンチェスター・シティに2-5で敗れた。
先制点を献上後、すぐに追いついたユーベだが、オウンゴールで勝ち越しを許すと、後半に3失点。終盤に1点を返したものの、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームに差を見せつけられた。
大会開幕から5-0、4-1と連勝し、上々の評価を得ていたユベントスにとっては痛い黒星だ。『Gazzetta dello Sport』紙によると、イゴール・トゥドール監督は「彼らにはウチより強い選手たちがいる。言い訳はしない」と話している。
「この黒星で何も価値が貶められることはない。相手は世界最高のチームだ。選手たちにとがめるべきところは何もない。この痛手を受け止め、しっかり休み、前進しよう」
同監督は「5失点は素晴らしいものじゃない。だが、彼らのクオリティーや、いかにこの試合に準備してきたかを示している。彼らは望めば1億ユーロ(約169億円/1ユーロ=169円換算)を補強に使えるクラブだ。世界最高だよ」と続けた。
「今はレベルが違う。勝つこともできるかもしれないが、万全でなければならない。フレッシュでなければいけない。自分にも選手たちにも言うべきことはないよ。ひどい結果だけどね。選手たちは全力を尽くした。彼らには、すぐに忘れようと言ったよ。大会はまた続くのだからね」