パリ・サンジェルマン(PSG)は、7月6日に行われたクラブ・ワールドカップ準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに2-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
後半33分にデジレ・ドゥエのゴールで先制したPSGは、試合終了間際にアクラフ・ハキミのパスを受けたウスマン・デンベレが追加点を決め、勝利を決定づけた。
この試合でアシストを記録したハキミは、チームの勝利に貢献しただけでなく、自身にとっても歴史的な瞬間を迎えた。26歳の右サイドバックは今季、公式戦で11ゴール15アシスト、合計26得点関与を記録。これは1シーズンにおけるディフェンダーのゴール関与数として史上最多となる。
従来の記録は、2010-11シーズンにダニエウ・アウベス(当時バルセロナ)が記録した25G/A(4ゴール・21アシスト)だった。
古巣との大一番へ さらなる記録更新なるか
準決勝でPSGが対戦するのは、ハキミが育成年代を過ごした古巣レアル・マドリードである。試合は日本時間7月10日午前4:00にキックオフ予定だ。
両クラブはこれまで公式戦で12度対戦しており、レアル・マドリードが4勝、PSGが3勝、引き分けが5試合と、ほぼ互角の戦績を残している。
絶好調のハキミが、世界最高峰の舞台でさらなる記録更新を果たせるか、大きな注目が集まる。
原文:Achraf Hakimi breaks record previously held by former PSG and Barcelona star
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)