ミランは8月7日(現地6日)、アルドン・ヤシャリの獲得を正式発表した。今夏を通じて取りざたされてきた中盤強化の主要ターゲットをようやく手に入れたかたちだ。
これで注目されるのが、前線の補強だろう。プレシーズンの出来が悪くないノア・オカフォーだが、今夏の退団は濃厚と言われる。その場合、ミランの前線はサンティ・ヒメネスだけとなるからだ。
ダルウィン・ヌニェスへの関心もうわさされたが、高額なコストから現実的ではなく、選手はサウジアラビアに向かいつつある。
イタリア『Mediaset』は「現時点で最も有力」として、2選手をあげた。マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドと、ユベントスのドゥシャン・ヴラホビッチだ。
報道によると、ミランがホイルンドを獲得するのは、買い取りオプションつきのレンタル移籍の場合のみ。ただ、22歳という若さやアタランタ時代にセリエAを経験していること、そしてリベンジへの意欲が強いことなど、好材料は多いと見ているようだ。
一方、ユベントスは契約残り1年のヴラホビッチに約2000万ユーロ(約34億4000万円/1ユーロ=172円換算)を望んでいるとされ、ミランはより好条件で引き抜くために、移籍市場の終盤まで待つ狙い。いずれにしても、ミランは大金を投じることなく、できるだけ良い条件での前線強化を望んでいるという。
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