【2026年W杯】大迫敬介はどんな選手? |サッカー日本代表注目選手名鑑

オザワヨシユキ Yoshiyuki Ozawa

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11月1日(土)、ルヴァン杯決勝が行われ2025年Jリーグ初のタイトル獲得チームが決定。

決勝カードとなった柏vs広島の両チームには才能ある多くの選手が所属するが、その中から来年行われるサッカーW杯本大会のメンバーに入るであろう、広島GK大迫敬介(以降、大迫)を紹介する。

■プロフィール

  • 氏名:大迫 敬介(おおさこけいすけ)
  • 生年月日:1999年7月28日
  • 出身地:鹿児島県出水市
  • 身長/体重:188cm/87kg
  • ポジション:GK(ゴールキーパー)
  • 利き足:右足
  • 代表Aマッチ通算出場試合数:11試合0得点(2025年10月31日現在)

■大迫敬介の生い立ちから現在までの経歴

大迫は鹿児島県出身の現在26歳。

中学時代までを鹿児島県で過ごし、高校からはサンフレッチェ広島(以降、広島)ユース入団。

1年時から広島トップチームの高校キャンプに参加するなど早くからその才能が認められ将来を期待された。

2018年トップチームに昇格し、当時絶対的守護神であった林卓人の前に1年目こそ出場機会がなかったものの、2年目の2019年は林のケガをきっかけに公式戦デビューし、リーグ戦29試合に​​出場するなど広島GKのレギュラーポジションを掴んだ。

2020年シーズンから2022年シーズンは林との激しいレギュラー争いがあり、出場できない時期もあったものの着実に実力を上げ、2023年シーズンからは一度もポジションを明け渡すことなく広島の守護神として定着した。

日本代表には2019年5月に初選出。2021年東京五輪では第2GKとしてU-24代表選出、2023年以降はフル代表にもコンスタントに選出され日本代表に定着している。

■大迫敬介の選手としての特長

188㎝の恵まれた体幹を活かした守備範囲の広いプレー。

反応スピードやポジショニングも良く、最後の砦として絶体絶命の危機と思われる場面でも驚異的なシュートストップを見せ、チームを救うことのできるプレイヤー。

長短のパスも正確で最後尾から攻撃の起点になることもでき、現代サッカーに必要な能力を高い水準で兼ね備えたGK。

■筆者の選ぶ大迫敬介のベストシーン

2025年8月31日、アウェイヨドコウ桜スタジアムで行われたセレッソ大阪(以降、C大阪)戦。

絶体絶命と思われたピンチに何度も大迫が立ち塞がり、失点をPKの1点のみに抑え完敗してもおかしくない試合を引き分けに持ち込む。

圧巻のスーパーセーブ連発にC大阪サポーターからも賛辞の声が送られた。

 

■大迫敬介の注目ポイント

ゴールキーパーとしての技術だけでなく、どんな状況でも平常心を保って試合に臨むメンタルの強さが大迫にはある。

W杯では必ず劣勢の苦しい時間帯が訪れるが、そんな時でも最後方にどっしり構える大迫が普段通りの安定したプレーや声を出すことが、チームを落ち着かせ日本代表に普段通りの実力を取り戻させる。

過去FW大迫勇也の「大迫半端ない」が一世を風靡したが、2026年W杯ではGK大迫敬介の半端ない姿が見られれば悲願のW杯ベスト8が近づくだろう。

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