日本時間8月23日(土)、2025-2026シーズンのブンデスリーガが開幕した。欧州五大リーグで最も多くの日本人選手が所属しており、熱狂的な雰囲気の中でプレーしている。
ここでは、今季のブンデスリーガでプレーする日本人選手を紹介する。
伊藤洋輝(バイエルン)
2024-2025シーズンにドイツ王者となったバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝は、マイスターシャーレを掲げた5人目の日本人選手となった。2025-2026シーズンは、今年3月に負った怪我の影響で出場が遅れていたが、第11節フライブルク戦で復帰を果たした。ここからコンディションを高め、守備陣の一角として再び存在感を示し、チームの攻守両面での貢献が期待される。
堂安律(フランクフルト)
新天地フランクフルトで迎えた2025-26シーズン、27歳の堂安律は開幕から主力としてプレーを続けている。昨季フライブルクでは自己最多となる10ゴール8アシストを記録し、ブンデスリーガで確固たる地位を築いた。今季は移籍後初のチャンピオンズリーグにも挑戦しており、リーグ戦ではすでに複数のゴールとアシストをマーク。来年に控えるワールドカップに向け、2桁ゴール・2桁アシストの達成にも期待がかかる。
佐野海舟(マインツ)
マインツに所属する24歳の佐野海舟は、昨季ブンデスリーガ全34試合に出場し、主力としてチームを支えた。リーグ最多の走行距離393.7km、デュエル勝利369回(リーグ4位)を記録し、攻守にわたって圧倒的な運動量と球際の強さを発揮した。今季も変わらず先発出場を続けており、第4節のアウクスブルク戦ではマインツ加入後初のゴールとアシストを挙げている。
町野修斗(メンヘングラードバッハ)
昨シーズン、ブンデスリーガ1部に初挑戦した町野修斗は、1年目ながらリーグ戦で11ゴールを記録した。今季からはボルシア・メンヘングラードバッハへ移籍。新天地では序盤こそ苦しんだものの、10月のDFBポカール・カールスルーエ戦で移籍後初ゴールを挙げると、続くリーグ戦ザンクトパウリ戦でも得点を記録し、2試合連続弾をマーク。これを機に調子を取り戻し、昨季に続く2桁得点達成に向けて期待が高まっている。
藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)
今季、初の欧州五大リーグ挑戦となった23歳の藤田譲瑠チマは、ザンクトパウリへ移籍。リーグ戦では移籍直後から先発出場を続けており、第2節のハンブルガーSV戦では移籍後初アシストも記録している。厳しい戦いが続くチームの中で、持ち前の運動量とボール奪取力を発揮しながら、クラブを残留へ導けるか注目が集まる。
ブンデスリーガに所属する日本人選手たち
- 鈴木唯人(フライブルク)
- 川崎颯太(マインツ)
- 菅原由勢(ブレーメン)
- 町田浩樹(ホッフェンハイム)
※1部リーグ所属選手のみ記載
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