11月8日(土曜)に開催された明治安田生命J1リーグ第36節、鹿島アントラーズがホーム・メルカリスタジアムに横浜FCを迎えての一戦は2-1でアントラーズが勝利し、首位を堅持した。
優勝に向けて、J1残留に向けてお互いに勝ち点3が是が非でも欲しい一戦は、キックオフ直後、FKからFWレオ・セアラがゴールを決めて早々にアントラーズ先制かと思われたが、これはオフサイドで取り消されてしまう。その後は守備を固めつつロングボール、ロングスローで押し込もうとする横浜に対し、鹿島はなかなか前線までボールを届けることができず、両チームともチャンスを作れずに0-0のままで終えた。
後半に入って徐々にスペースができ始めると、鹿島が攻め込む時間帯が増え始める。そして後半62分、MF松村優太の縦パスに抜け出したMF田川亨介が折り返したボールをセアラがゴールに蹴り込んでアントラーズが均衡を破った。
さらにその3分後、鹿島はCKを獲得すると、DF小川諒也が蹴り込んだボールにMF知念慶が頭で合わせて畳み掛けるように2点目を奪った。
まさに鹿島、これが鹿島❤️🔥
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 8, 2025
小川諒也の完璧なCKを
知念慶が頭で仕留めた!
貴重な追加点は鹿島らしいセットプレーから!
🏆明治安田J1リーグ第36節
🆚鹿島×横浜FC
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その直後、横浜FCは終盤戦の大きな武器となっている特別指定選手MF細井響(
新潟医療福祉大)のロングスローを起点として、こぼれ球を山MF田康太がシュート、GK早川友基のスーパーセーブに遭うも、さらにそのこぼれ球の折り返しをDFンドカ・ボニフェイスがヘッドで流し込んで1点を返すが反撃はここまで。鹿島が2-1で競り勝って勝利を収めた。
試合後のDAZNのインタビューを受けた知念は2点目のゴールについて、「岩政さん(岩政大樹、前北海道コンサドーレ札幌監督)のコーナーの入り方をちょっと前に三竿選手から教えてもらって、それを意識しながら練習から取り組んでいた。その駆け引きが今日出たかなと思います」と明かした。
チームの伝統が繋いだゴールで4試合ぶりの勝利、貴重な勝ち点3を手にしたアントラーズ、9年ぶりのリーグ制覇に向けて残り2試合に臨む。
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