【名古屋グランパス】 前節の敗戦から立て直し残留決定なるか!? アウェイ・柏レイソル戦はリーグ6連勝中の好相性

Editorial Team
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今週末、11月8日(土)に行われる明治安田J1リーグ第36節。名古屋グランパスはアウェイ・三協フロンテア柏スタジアムで、2位・柏レイソルと対戦する。

ルヴァンカップ決勝による1週間の中断期間を経て再開するリーグ戦は、残り3試合。優勝争いを繰り広げる柏との戦いとなるが、アウェイでの柏戦は現在リーグ6連勝中と相性抜群。勝利すれば、今節で残留が決定する。

前節・ガンバ大阪戦はホームで痛恨の敗戦

前節はホーム・豊田スタジアムでガンバ大阪と対戦。相手はミッドウィークにACL2を戦い、中2日の厳しい日程だったが、名古屋は押し込まれる時間が長く、後半11分に先制を許すと、終了間際に追加点を奪われ0-2で敗戦。

前回のアウェイほどの完敗ではなかったものの、今シーズンを象徴するような力負け。ガンバ大阪相手に2年連続のシーズンダブル献上となった。

柏レイソルは現在リーグ9戦負けなしと好調

対する柏レイソルは現在リーグ2位。首位・鹿島アントラーズと勝ち点差1の優勝争いを繰り広げている。

先週のルヴァンカップ決勝では惜しくも敗れたものの、リーグ戦では9試合負けなしと好調を維持。リカルド・ロドリゲス監督のもとポゼッションサッカーを展開し、今季の平均ボール支配率59.6%はJ1トップを誇る。

武器の"セットプレー"で勝機を見出せるか

今節のカギを握るのは”セットプレー”。柏はルヴァンカップ決勝で前半にセットプレーから3失点を喫しており、守備のほころびも見られた。

名古屋としては、8月に締結したイングランドプレミアリーグ・エバートンとの戦略的パートナーシップによって、セットプレーが強化。様々なバリエーションから得点をあげており、今ではチームの大きな武器となっている。

ポゼッションサッカーを展開する柏相手にボールを持たれる時間帯が多いことが予想されるだけに、今季5得点のDF佐藤瑶大を中心としたセットプレーからチャンスを作りたい。

アウェイ・柏戦はリーグ6連勝中 好相性を味方に残留を決められるか

リーグでのアウェイ・柏戦は2018年から6連勝中と相性の良さを誇る。昨季も柏戦でシーズン初勝利を挙げ、その後のチーム浮上につなげた。

今季大きくスタイルを替え好調を維持する相手ではあるものの、好相性味方に、残留を決めたいところだ。

キックオフまでに残留決定の可能性も

今節・柏戦のキックオフは16時。一方、降格圏の18位・横浜FCは同日14時から首位・鹿島アントラーズと対戦する。

現在の勝ち点差は8。横浜FCが引き分け以下に終われば、名古屋は試合開始前に残留が決定する可能性も残されている。

とはいえ、あくまで自力で残留を決めたいところ。アウェイでの一戦で、来季に繋がるきっかけをつかみたい。

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