【名古屋グランパス】ホーム・C大阪戦は『6連勝中』 残留争いを左右する重要な一戦で勝利なるか!?

加藤雅大 Masahiro Kato

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名古屋グランパスは明日、4日(土)にホーム・豊田スタジアムで10位のセレッソ大阪と対戦する。

前節は首位鹿島アントラーズ相手にホームで4失点の完敗。敗戦のショックから立て直し、3戦ぶりの勝利となるか。

圧倒的なクオリティの差を見せつけられた鹿島戦

前節は開始早々から決定機を作るも前半で2失点。終了間際にはさらに2失点を喫し0-4。シュート数16本は相手を上回ったものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。決めるところをしっかり決めて、守り切る。首位鹿島との圧倒的なクオリティの差を見せつけられた一戦だった。

それでもMFマテウスカストロがリーグ9戦ぶりに復帰したことはポジティブな材料。複数のチャンスを演出し、後半25分までプレー。数々の勝利をもたらしてきた"悪魔の左足”の復帰は、大きな戦力となる。

降格圏とは「勝ち点5」差に…

前節は下位の横浜Fマリノス・横浜FCがともに勝利し、これで降格圏との勝ち点は5差に。第34節には横浜FCとの直接対決を控えており、ホームで迎えるセレッソ大阪戦は、今後の残留争いを左右する重要な一戦となる。

セレッソ大阪戦のポイントは「先制点」

セレッソ大阪は現在10位。直近5試合で1勝2分2敗と目立った成績ではないが上位勢との対戦が多く侮れない。特に得点ランク3位の13ゴールをあげる、FWラファエルハットンら強力な攻撃陣には注意したいところ。

今節のポイントはやはり先制点。前節鹿島戦は終わってみれば0-4も、開始早々に迎えたFW山岸の決定機を決め切れていれば、試合の展開も大きく違っていた。

ホーム・セレッソ大阪戦(リーグ戦)は2019年から現在6連勝中。相性の良い相手に先制点を取って自分たちのリズムで試合を進めていきたいところ。

横浜FCとの大一番を前に勝ち点3を

現在降格圏とはわずか勝ち点5差と、緊迫する残留争いはまだまだ気が抜けない状況。さらには代表ウィーク明けには現在降格圏に沈む横浜FCとの大一番を迎える。

残留争いから抜け出すためにもまずは今節、ホーム・豊田スタジアムで勝ち点3を掴みたい。

 

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加藤雅大 Masahiro Kato

スポーティングニュース日本版コンテンツライター。愛知県出身。大学卒業後、テレビ局でスポーツ番組の制作に携わり、幅広い競技に関わる中でスポーツの奥深さに魅了される。現在はスポーツライターとして活動しており、競馬を中心に、野球やサッカーも担当。レースや試合の展望はもちろん、データや戦術、駆け引きといった要素にも注目。多角的な視点からスポーツの魅力を伝える。