名古屋グランパスは前節湘南ベルマーレに3-1で勝利。降格圏に沈むライバルとの直接対決を制し、貴重な勝ち点3を手にした。
今節は23日(火)、中2日でアウェイに乗り込み最下位アルビレックス新潟と対戦。ここで勝ち点3を積み上げることができれば、残留争いを抜け出すチャンスとなる。
前節光ったベテランGK武田洋平の存在感
前節湘南戦で名古屋を勝利に導いたのは、ベテラン勢の奮闘だった。
それぞれゴールを決めたMF稲垣祥・FW永井謙佑に加え、大きな原動力となったのが在籍10年目のGK武田洋平。前半14分にペナルティエリア内で相手のシュートを右手で弾くビッグセーブ。その後も立て続けの好セーブで流れを渡さず、勝利を呼び込んだ。
GKはシュミット・ダニエルやピサノアレクサンドレ幸冬堀尾らを欠く中で存在感を放った武田。降格も昇格も経験してきたチーム最年長は、残留争いの中で頼れる存在だ。
中2日の新潟戦 布陣はどうなる?
前節から中2日。第31節はアウェイで最下位に沈むアルビレックス新潟と対戦する。
新潟は6月に監督交代も、その後リーグ戦1分9敗と低迷。前節は横浜FCとの裏天王山を落とし、残留へ向けては俄然厳しい状況。名古屋としては、確実に勝利を掴みたいところだ。
中2日でタフな連戦となるが、守備陣は直近3試合で2失点と安定感を取り戻しつつある。大幅なターンオーバーは考えにくい。ただ、前節はFW山岸の退場で守備に追われる時間が多かっただけに、疲労も気になるところ。途中交代のカードをどのタイミングで切るか、指揮官の選択もポイントになる。
出場停止のFW山岸に代わる選手起用は?
鍵を握りそうなのが、前線の布陣。前節はMF浅野をトップ下にFW永井・山岸というスタート。前線の選手がしっかりとゴールを決めたことはポジティブな材料だった。
今節はFW山岸が出場停止。スタートの候補には前節惜しいシーンを何度か作ったFW木村勇大やフレッシュなFWキャスパーユンカーが挙がる。
前節、後半27分まで走り抜いたベテラン永井の疲労を考慮すれば、27節の川崎戦以来となる木村・ユンカーの同時起用も考えられる。どのような前線の布陣をチョイスするか。
3連勝で残留争い脱出へ
30節終了時点現在、積み上げた勝ち点は35。残留へ安全圏とも言える勝ち点40に向けては残り8試合で勝ち点5が必要になる。
リーグ戦では勝利のなかった7、8月から一転9月は2戦2勝。3連勝で残留争いから脱出となるか。
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