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オーレ・グンナー・スールシャール氏のマンチェスター・ユナイテッドでの成績は?

Kyle Bonn

小鷹理人 Masato Odaka

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マンチェスター・ユナイテッドは再び、クラブをプレミアリーグ、そして欧州の舞台で本来あるべき競争力へと導ける監督を探している。

波乱に満ちたルベン・アモリム政権が終わりを迎えた今、レッドデビルズは指揮官の選定に動くことになるが、その人事は夏まで行われない見通しだ。

2025-2026シーズンの残りを率いる暫定監督を探しており、夏に監督市場が本格的に開くまでの「つなぎ役」を任せる考えである。

その暫定監督候補の一人が、かつてマンチェスター・ユナイテッドの象徴的な選手として愛され、2018年に監督に就任したオーレ・グンナー・スールシャール氏だ。彼は2021年に解任されるまでチームを率い、一定の成果は残したものの、クラブが望む「頂点」への復活を成し遂げることはできなかった。

スポーティングニュースは、スールシャール前政権で何が起きたのか、暫定監督としての適性、そして長期的な正監督候補としての立ち位置を解説する。

スールシャールのマンチェスター・ユナイテッドでの成績

スールシャール氏のマンチェスター・ユナイテッドでの成績は、歴史あるクラブとそのファンが求める基準には届かなかったものの、数字だけを見れば全体としては悪くない。

公式戦全体での勝率は約55%。プレミアリーグでは109試合を指揮し、そのうち半数以上で勝利している。レジェンド指揮官のサー・アレックス・ファーガソンがリーグ戦で約65%の勝率を誇っていたことを考えれば、スールシャールとの差は決定的とまでは言えない。

また、2020年にはFAカップとリーグカップでともに準決勝進出、2021年にはヨーロッパリーグ決勝進出も果たした。

大会試合勝-引-敗勝率
プレミアリーグ10956-29-2451.4%
FAカップ1410-1-371.4%
EFL(リーグ)カップ107-0-370%
UEFAチャンピオンズリーグ146-1-742.9%
UEFAヨーロッパリーグ2113-4-461.9%
合計16892-35-4154.8%

なぜスールシャールは解任されたのか?

スールシャール氏は、ヨーロッパリーグ決勝進出とプレミアリーグ2位という結果を評価され、2021年7月に3年契約の延長を勝ち取った。

しかし、その後は急速に状況が悪化する。チャンピオンズリーグ初戦でスイスのヤングボーイズに敗れ、9月下旬以降は不振が続いた。中でも、宿敵リバプールに0-5で敗れた試合は、1925年以来、最悪の結果として大きな衝撃を与えた。

11月にはマンチェスター・シティに0-2で敗れ、解任の瀬戸際に立たされた。そして11月20日のワトフォード戦での1-4の敗北が彼の運命を決定づけ、スールシャールはプレミアリーグ7位の成績で解任された。

没落の一因として指摘されるのが、ユベントスから復帰したクリスティアーノ・ロナウドだ。得点力は健在だったものの、スールシャールが築いてきたハードワークとトランジションを重視するチームは、次第に機能不全に陥ってしまった。

スールシャールが再び正監督になる可能性は?

スールシャール氏が次期正監督に就任する可能性は高くはないが、完全に否定できるわけでもない。

仮に暫定監督として就任し、2025-2026シーズン後半戦で好成績を残せば、一定の評価を得ることは考えられる。最近解任した監督を再登用することに、クラブ首脳陣は慎重になるだろうが、時間の経過によって「再挑戦」の理由付けは不可能ではない。

もっとも、ファンから愛されてきた存在である一方、刺激に欠ける人事と見なされる可能性が高く、現実的には可能性は低いと言える。ただし、サッカー界ではさらに奇妙な出来事が起きてきたのも事実だ。

ベシクタシュで何が起きたのか?

スールシャール氏のベジクタシュでの指導歴は、キャリアにおける大きな汚点となっている。

彼は2025年1月中旬に18か月契約で就任。当初は悪くないスタートを切り、ガラタサライが2桁の差をつけて優勝したシーズンで、リーグ4位に導いた。

しかし、初のフルシーズンは開幕早々に崩壊する。ヨーロッパリーグ予選で敗退し、カンファレンスリーグに回った後は、スイスの格下と見られていたローザンヌ・スポルトに敗戦。欧州大会からの即時敗退が原因となり、2025-2026シーズンのリーグ戦をわずか1試合指揮しただけで、スールシャールは職を追われることとなった。

原文:Ole Gunnar Solskjaer record at Man United: Why projected next interim manager was sacked first time around
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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