ハーランドが「ロリー・デラップ・テスト」を突破したと語る、マンチェスター・シティはブレントフォードを撃破

Feargal Brennan

小鷹理人 Masato Odaka

ハーランドが「ロリー・デラップ・テスト」を突破したと語る、マンチェスター・シティはブレントフォードを撃破 image

Getty Images

マンチェスター・シティは粘り強い戦いの末、ブレントフォードに1-0で勝利し、プレミアリーグ順位を5位に引き上げた。

エルリング・ハーランドの見事な早い時間帯のゴールが決勝点となり、ペップ・グアルディオラ監督はプレミアリーグ通算250勝目を達成した。

しかし、この試合は決して楽なものではなかった。ブレントフォードの直接的な戦術アプローチが、ルベン・ディアスらシティ守備陣を終盤まで苦しめた。

ブレントフォードvsマンチェスター・シティ ハイライト

ブレントフォードは、プレミアリーグで広まりつつある「ロングスローを攻撃の武器とする」チームだ。

キース・アンドリュース監督の指示で、クリストファー・アイェル、ネイサン・コリンズ、セップ・ファン・デン・ベルフらがスローインのたびに前線へ駆け上がる様子に、ハーランドは冗談交じりに「まるでロリー・デラップの全盛期みたいだ」と語った。

「本当にタフな試合だった。15年前のストーク・シティとロリー・デラップを思い出したよ。彼らは本当に大きいし、ピッチ中央付近からでもスローインを放り込んでくるんだ。簡単ではないよ」とハーランドはBBC Sportに語っている。

「こういう相手に対しては、何が起こるかを事前に準備しておくことが大事なんだ。チームスタッフがしっかり仕事をしてくれた」

「準備とは、試合に向けて心身ともに整えること。フィジカルだけでなく、メンタル面の準備も必要なんだ」

ハーランドはこのあと、グアルディオラ監督率いるチームの多くの選手と同様に代表ウィークへ向かう。次のクラブでの試合は、10月18日のホーム・エバートン戦となる。

25歳のハーランドはノルウェー代表のエースとして、10月11日に行われるイスラエル戦(2026年ワールドカップ予選)に出場する予定だ。キャプテンのマルティン・ウーデゴールは負傷のため欠場が決まっている。

原文:Erlng Haaland: Man City 'passed Rory Delap test' to edge out Brentford
翻訳・編集:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください

関連記事

Feargal Brennan

Feargal is a content producer for The Sporting News. He has been working with TSN since the start of 2022 after stints with Reach, Amazon UK and Squawka in a nomadic career in the football media pyramid. Always with a keen eye on Arteta's 'Reds' and Kenny's Ireland 'Greens' and a 100% five-a-side penalty record.

小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。