10月23日、「2025年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンＤ」が開催された。
ここでは、今年のセントラルリーグを史上最速優勝記録を更新する独走で制した阪神タイガースの指名結果、選手プロフィール、特徴、評価などをまとめる。
1位指名：立石正広（内野手/右投右打/創価大）
阪神タイガースは 立石正広 内野手を1位指名した。日本ハム、広島と競合し、藤川球児監督が当たりくじを引き当てた。
https://t.co/q7XxTfXcPj pic.twitter.com/DW08WxcZ3B
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
立石の魅力はなんといっても長打力。引っ張りだけでなく流し方向にもあっさりとスタンドインさせてしまう破壊力の持ち主だ。浜風の影響で左打者が不利な甲子園を本拠地とする阪神にとっては右の強打者指名に成功したのはチーム編成においてかなり大きなポジティブ要素だろう。
◤ 第55回記念 #明治神宮野球大会 ◢
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) November 20, 2024
【大学の部 1回戦】#佛教大 × #創価大
大学日本代表に名を連ねる創価大３番立石
雨を切り裂く逆方向への先制２ランＨＲ
🔻 #バーチャル高校野球 で無料ライブ配信中！https://t.co/Mlp7wEoL2L pic.twitter.com/Pv84zyGvKu
大学3年まではサード、4年からはセカンドを守る立石は瞬足、強肩も持ち味としている。阪神においては佐藤輝明、中野拓夢が絶対的レギュラーを務めるポジションだが、コンバートなども含め首脳陣にとっては嬉しい悩みになるだろう。
佐藤輝明は近い将来のMLB挑戦が確実視されており、佐藤の後釜の超有力候補を確保できたことは球団にとって凄まじい収穫だ。
2位指名：谷端将伍（内野手/右投右打/日本大）
阪神タイガースは 谷端将伍 内野手を2位指名した。
https://t.co/x2acTyblyh pic.twitter.com/MjsoURpjfC
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
主にサードを守り、セカンドも守る谷端はドラフトを直前に控えた9月の東都2部秋開幕戦でサイクルヒットを達成。勢い十分でドラフト当日に臨み、セ・リーグチャンピオンから声がかかった。
2023年秋から2024年秋まで3季連続でベストナイン入り、24年は春秋で2季連続の首位打者を獲得した。やや難しいコースでも鋭く引っ張り切るバットコントロールがあり、右中間にも飛ばす広角打法も魅力だ。
守備ではユーティリティ性だけでなく強肩も武器で、世代交代の進行が予想される阪神内野陣に立石とともにフレッシュな新風を巻き起こす。
【#東都大学野球 春季リーグ戦⚾️】
— スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) May 16, 2024
#日本大 3-2 #青学大
※8回表時点
3番 #谷端将伍（3年/#星稜）がソロホームランを放ち、日本大が逆転成功🔥@Tohto_bbl
#大学野球 #プレユニ22
配信ページはこちらから👀https://t.co/gbd4B10X3p pic.twitter.com/enI5Pxn0uS
3位指名：岡城快生（外野手/右投右打/筑波大）
阪神タイガースは 岡城快生 外野手を3位指名した。
https://t.co/0IeuGY8eqz pic.twitter.com/a4H6gdYY1w
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
筑波大のセンターを守る岡城は岡山の公立高校である岡山一宮の出身で、ヤクルト2位の松川玲央とは幼馴染の間柄。筑波大には一般入試で入学したという経歴の持ち主だ。
瞬足に強肩を兼ね備えた外野手で、アスリート能力は今年の大卒の中でもピカイチ。高い守備力で「ポスト・近本」としての期待がかかる韋駄天だが、もちろん近本の後釜に収まるだけにとどまらず、近本からの定位置奪取を目指してほしい。
【#首都大学野球 秋季リーグ戦】
— スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) September 7, 2024
#東海大 vs. #筑波大
4回裏で筑波大の4番 #岡城快生 がホームラン！
配信はこちらから→ https://t.co/2NLdpVXb8c pic.twitter.com/YepSz2dNWp
4位指名：早瀬朔（投手/右投左打/神村学園）
阪神タイガースは 早瀬朔 投手を4位指名した。
https://t.co/TNjr0krJbV pic.twitter.com/7Rm0M6HnKM
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
甲子園のマウンドで神村学園のエースを務めた早瀬は阪神のお膝元兵庫の出身。既に最速151キロも計測している好素材で、速球に加えて変化球も強力だ。
カッターとスライダーの2種の横変化、チェンジアップを交えて三振を奪える完成度の高さが既にうかがえるが、体はまだまだ鍛えられそう。投手育成の得意な阪神で投球術も磨いていければ、近い将来のエースになっていてもおかしくないだろう。
🇯🇵💪 Japan prevails and wins a great baseball game!
— WBSC ⚾🥎 (@WBSC) September 5, 2025
WBSC U-18 Baseball World Cup 2025 presented by RAXUS #BaseballWorldCupU18 pic.twitter.com/q81CYFwjqE
5位：能登嵩都（投手/右投右打/オイシックス）
阪神タイガースは 能登嵩都 投手を5位指名した。
https://t.co/NBXWW6FwhU pic.twitter.com/6EuZ290b4S
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
昨年くふうハヤテから早川太貴を指名した阪神が今年はオイシックスから能登を指名。今季のイースタン・リーグ四冠投手で、6月に月間MVP賞も受賞している新潟のエースだ。
独特なフォームから繰り出される力強い速球、キレる変化球でバットに空を切らせる本格派で、即戦力としての期待度は高い。
快投光る
— ⚾️DAZNベースボール (@DAZNJPNBaseball) June 8, 2025
能登嵩都 7回2/3を無失点
（映像は4回の奪三振）#オレをみろ 「DAZN BASEBALL」
月々2,300円 （年間プラン・月々払い）
年間契約の初月無料
登録はこちら⏬https://t.co/xuxqErhJa9
⚾プロ野球 ファーム(2025/6/8)
🆚オイシックス×巨人
📱Live on DAZN #イージースポーツ#albirex pic.twitter.com/Yth0feh9he
育成1位：神宮僚介（投手/右投右打/東農大北海道オホーツク）
阪神タイガースは 神宮僚介 投手を育成1位指名した。
https://t.co/5zkD1tar3J pic.twitter.com/Z5zRnCKKKR
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
育成最初の指名では北の大地から神宮をチョイス。サイドハンドらしいシュートする速球は140キロ台後半が飛び出すこともあり、変化量と球速差を伴ったスライダーをファストボールに組み合わせる。
現在は先発を務めるが、プロではリリーフとしても出番がありそうだ。トミージョン手術も経験した苦労人が新たな挑戦に備える。
育成2位：山﨑照英（外野手/右投左打/兵庫ブレイバーズ）
阪神タイガースは 山﨑照英 外野手を育成2位指名した。
https://t.co/QVtB4lZRmx pic.twitter.com/9jFy4EC1ir
— 日本野球機構（NPB） (@npb) October 23, 2025
地元兵庫の独立球団から山崎が育成2位に選ばれた。チームでは内野手登録で、主にセンターとセカンド、その他サードとショートもこなす。
爆発的な脚力を武器とするスピードスターで、今季さわかみ関西独立リーグでは48試合51盗塁、成功率.910と凄まじい瞬足っぷり。バントやボテボテの内野ゴロも簡単に内野安打にしてしまい、もちろんシュアなバッティングでもヒットを生み出す。1・2軍に瞬足揃う阪神に、自慢の足で挑む。
✍️この記事はいかがでしたか？ 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
