14チームでスタートしたNFLのプレイオフはテキサンズがスティーラーズを破った現地月曜の試合で全6試合のワイルドカードゲームが終了し、8チームに絞られた。
両者一歩も譲らぬ点の奪い合いもあれば、最終盤まで手に汗握る熱戦もあった。そして第3シードは不運な数字となり、イーグルスとジャガーズはともにホームの試合で番狂わせとも言える敗戦を喫し、姿を消した。
NFCとAFCのディビジョナルプレイオフの対戦カードが確定し、今週からは上位シードの2チームも登場する。ここでは第60回スーパーボウル制覇を目指す8チームのパワーランキングを紹介する。

ディビジョナルプレイオフに向けたNFLパワーランキング

1. シアトル・シーホークス
シーホークスは、ラムズ、49ersと3チームがプレイオフ進出を果たしたNFC西地区の厳しい戦いを制して地区優勝を果たした。シーホークスは圧倒的な守備力、バランスの取れた爆発的な攻撃力を持ち、マイク・マクドナルド・ヘッドコーチとクリント・クビアック攻撃コーディネーターも見事なコーチングを見せている。ディビジョナル・プレイオフは、今季開幕週に本拠地で敗れた49ersに借りを返す試合となる。鍵となるのはQBサム・ダーノルドとチーム全体が課題のターンオーバーを避けられるかだ。
2. ニューイングランド・ペイトリオッツ
ワイルドカード・プレイオフでチャージャーズに攻撃を封じられた時も、ペイトリオッツはマイク・ブラベル監督の下でプレーオフを勝ち抜くだけの完成された強さを示した。QBドレイク・メイは厳しいプレッシャーを耐え抜き、最も重要な場面でプレーを決めた。守備陣も圧倒的なスタートで強いアピールを見せた。ペイトリオッツはQBトム・ブレイディとビル・ベリチック・ヘッドコーチ時代のような、安定したプレイオフチームの姿を取り戻しつつある。
3. デンバー・ブロンコス
ブロンコスはビルズとの厳しい対戦を強いられるが、一方でアウェイでトップクラスのプレッシャーとカバーディフェンスに直面すると、ビルズのQBジョシュ・アレン率いる攻撃陣はつまずく傾向がある。デンバーの守備陣はホームで主導権を握ることができれば、ブロンコスのQBボー・ニックスは効率の良いオフェンスを展開するだろう。順当にいけばAFCチャンピオンシップはブロンコスとペイトリオッツの顔合わせになると予想されるが、そのためにも試合序盤に出遅れてビルズを追いかける展開にだけはしないことが大切だ。
4. ロサンゼルス・ラムズ
ラムズの守備陣はラン阻止、プレッシャー、カバー能力といった点で高い潜在能力を持つが弱点も少なくない。その意味では、パンサーズ戦ですでに苦戦を経験したことは良かったとも言えるだろう。
QBマシュー・スタッフォードとプカ・ナクアは相変わらず好調で、彼らを上回る得点を狙うのは容易ではない。序盤の危機を乗り越えたラムズは集中力を取り戻し、さらに強くなってディビジョナルプレイオフに臨んでくるはずだ。

5. バッファロー・ビルズ
ビルズはQBジョシュ・アレンにとって初のアウェイでのワイルドカードゲームに勝利し、大きな壁を一つ乗り越えた。ジャガーズの粘り強い戦いに対し、勝負どころでのミスの数を減らすことで抑えて27-24で逃げ切った。今年のAFCのプレイオフにはチーフス、レイブンズ、ベンガルズの姿はない。
チームのラン攻撃と守備が機能しない時こそ、アレンは頼りになる最高の仕事人であることを証明した。彼は今や、フィールドに残るQBの中で最も信頼できるビッグプレイメイカーであり、決定的な場面での活躍が期待される存在だ。
6. シカゴ・ベアーズ
ベアーズはプレイオフ出場チームの中でもトータルの守備力は最下位、相手チームのターンオーバーに依存しすぎの危険な状態が続いている。パッカーズの4回のファンブルをリカバーできず、QBジョーダン・ラブからインターセプトを奪うこともできなかったが、それでも勝てたことにはホッとしたに違いない。
ベン・ジョンソン・ヘッドコーチとしては、QBケイレブ・ウィリアムズ率いる攻撃陣が第4クォーターに爆発するのを待つのではなく、早い段階で勢いづけることが望ましい。リーグ3位のラン攻撃を序盤から機能させることが助けになるはずだ。ホームで宿敵を倒す貴重なプレーオフ経験を得て、チームはより良い状態で次戦に臨めるだろう。
7. サンフランシスコ・49ers
49ersは敵地フィラデルフィアで昨年のスーパーボウル王者イーグルスを相手に歴史に残る粘り強い守備で勝利を収めた。TEジョージ・キトルの負傷もあったが、カイル・シャナハン・ヘッドコーチの優れた戦略のもと、QBブロック・パーディとRBクリスチャン・マキャフリーは粘り強く戦った。スーパーボウル進出へ向けて負傷者の状態は不安材料だが、混戦状態の今年のプレイオフで彼らの経験は無視できない。
8. ヒューストン・テキサンズ
テキサンズはデミコ・ライアンズ・ヘッドコーチの下、QBのC.J.ストラウドを擁して3年連続でワイルドカード・プレイオフを勝ち抜いた。スティーラーズ戦ではストラウドが5回のファンブルとレッドゾーンでのインターセプトを犯したにもかかわらず、圧倒的な守備が相手オフェンスを封じ、さらに2度のターンオーバーで得点したことも加わって30-6の大勝を収めた。スティーラーズがロジャースを活かす策を持っていなかったのが幸いだった。ペイトリオッツはメイを擁してより効果的な攻撃を展開してくるだろう。一方、ストラウドはヴラベルの指揮する柔軟なディフェンスに対応する必要がある。
🏈ディビジョナル・プレイオフ
1月18日(日)
| 対戦カード | 時間 | 放送/配信 |
|---|---|---|
| バッファロー・ビルズ @ デンバー・ブロンコス | 6:30 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
| サンフランシスコ・49ers @ シアトル・シーホークス | 10:00 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
1月19日(月)
| 対戦カード | 時間 | 放送/配信 |
|---|---|---|
| ヒューストン・テキサンズ @ ニューイングランド・ペイトリオッツ | 5:00 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
| ロサンゼルス・ラムズ @ シカゴ・ベアーズ | 8:30 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
🏈カンファレンス・チャンピオンシップ
1月26日(月)
| 対戦カード | 時間 | 放送/配信 |
|---|---|---|
| 対戦カード未定 | 5:00 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
| 対戦カード未定 | 8:30 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
🏈第60回スーパーボウル
2月9日(月)
| 対戦カード | 時間 | 放送/配信 |
|---|---|---|
| 対戦カード未定 | 8:30 | NFL GAME PASS、日テレジータス |
※日時は日本時間。
原文:Ranking the eight 2026 NFL playoff teams remaining, from best (Seahawks) to worst (Texans)
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版)
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