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イーグルスのRBセイクワン・バークリーが大人気TVゲーム『マッデンNFL26』のカバーアスリートに選出

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

イーグルスのRBセイクワン・バークリーが大人気TVゲーム『マッデンNFL26』のカバーアスリートに選出 image

セイクワン・バークリーの勢いは止まるところを知らない。

フィラデルフィア・イーグルスのランニングバックであるバークリーは、2,000ヤードのランを達成し、初となるスーパーボウル制覇を達成、イーグルスとの契約延長を手にした。そして、この夏には大人気ビデオゲームである『Madden 26』のカバーアスリートに起用される。

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EAスポーツは現地2日(月)、バークリーが「マッデン」シリーズの最新作のカバーを飾ると発表し、2024年シーズンに彼が見せた印象的なバックワード・ハードルのシーンをカバーアートに採用されることを明かした。

セイクワン・バークリーが『マッデン26』 のカバーアスリートに選ばれた理由は?

バークリーがジャガーズ戦で見せた後ろ向きのハードルジャンプは、2024年のシーズンを通じて最も話題を呼んだプレイだった。EAスポーツは、この前代未聞のプレーをビデオゲームに取り込むとともに、バークリーを『マッデン26』のカバーアスリートに選出した。

バークリーがジャガーズ戦で見せたバックワード・ハードルのイメージを使用したカバーのイメージも月曜日に発表されている。

発表直前にはすでにバークリーがカバーアスリートに起用されるという噂が広まっていた。と言うのも、フィラデルフィアの最大のチーズステーキハウスの一つである『Geno's』にはマッデンの看板が掲げられ、そこには「ステークワンズ」の文字が踊っていたからだ。

(『マッデン26』とセイクワン・バークリー絡みの何かが今日、Geno's Steaksである?) 

(Geno'sをセイクワンが占拠した様子。行け、イーグルス!)

イーグルスの選手がマッデンシリーズのカバーを飾るのはこれで2度目となる。最初は2006年のドノバン・マクナブだった。

「チームメイト、コーチ、そしてイーグルスのファンに感謝の気持ちを伝えたい」とバークリーは声明の中で語った(Eagles.com)。

「再びフィールドに戻って、『マッデンNFL 26』を楽しむマッデンプレイヤーたちにさらに多くのハイライトシーンを提供するのが楽しみだ」

(セイクワンのハードルが『マッデン26』のカバーに。2025年8月14日リリース。今日予約を)

EA Sports Madden NFL のフランチャイズ戦略&マーケティング担当副社長、エヴァン・デクスター氏は声明の中で、バークリーのハードルは「ビデオゲームから飛び出したようなプレイ」で、彼がマッデンの次の表紙を飾ることは当然のことだと述べた。

「セイクワンのリバースハードルは、『ビデオゲームから飛び出したような』と表現されていたであろう、NFL 史上でも稀に見る決定的な瞬間でした」 とデクスター氏はEagles.comでこう述べています。

「現在のフットボール界で最もスリリングな選手が、その運動能力と創造性を発揮したプレイと言えるでしょう。『マッデン NFL 26』 は、これまでで最もリアルな NFL 体験をお届けし、ゲームをプレイする人たちはセイクワンがシーズンを通して見せた非現実的な瞬間を体験することができるでしょう」

そしてデクスター氏はゲームの「完全公開」が水曜日に予定されていると語った。

バークリー自身もソーシャルメディアに投稿し、カバーアスリートに選ばれたことを「夢が叶った」と表現し、カバー写真の撮影現場の裏側を映した動画も公開した。

(EAスポーツの『マッデンNFL』のカバーにハードル姿が。🙏🏾夢が叶った。Fly Eagles Fly🦅)

またこの発表に伴い、イーグルスはバークリーがマッデンの選手評価で最高評価の「Madden 99」を獲得したチーム史上初の攻撃選手となることを明らかにした。

(歴史を更新し続ける‼️ セイクワン・バークリーはイーグルスの攻撃選手として初の『99クラブ』のメンバーに)

関連記事:『マッデンNFL25』で最高評価のレイティング99を受けた選手は?

過去の『マッデン』シリーズのカバーアスリートたち

1988年から1999年まではジョン・マッデン自身が毎年カバーを飾っていたが、2000年からカバーアスリートが選ばれる形となった。記念すべき最初のカバーアスリートはエディ・ジョージ(テネシー・タイタンズRB)で、2000年リリースの『マッデンNFL2001』のカバーを飾った。

一部では、『マッデン』のカバーアスリートに選ばれることが「不運の兆候」となっているという噂もあるが、ジョージ以降もNFLの多くのトップスターたちがこの栄誉に預かってきた。

ここでは2000年以降の各年のカバーアスリートを一覧で紹介する。

年度タイトルカバー・アスリート
2000Madden NFL 2001エディ・ジョージ
2001Madden NFL 2002ダンテ・カルペッパー
2002Madden NFL 2003マーシャル・フォーク
2003Madden NFL 2004マイケル・ヴィック
2004Madden NFL 2005レイ・ルイス
2005Madden NFL 06ドノバン・マクナブ
2006Madden NFL 07ショーン・アレクサンダー
2007Madden NFL 08ビンス・ヤング
2008Madden NFL 09ブレット・ファーブ
2009Madden NFL 10トロイ・ポロマル&ラリー・フィッツジェラルド
2010Madden NFL 11ドリュー・ブリーズ
2011Madden NFL 12ペイトン・ヒリス
2012Madden NFL 13カルビン・ジョンソン
2013Madden NFL 25バリー・サンダース&エイドリアン・ピーターソン
2014Madden NFL 15リチャード・シャーマン
2015Madden NFL 16オデル・ベッカムJr.
2016Madden NFL 17ロブ・グロンコウスキー
2017Madden NFL 18トム・ブレイディ
2018Madden NFL 19アントニオ・ブラウン
2019Madden NFL 20パトリック・マホームズ
2020Madden NFL 21ラマー・ジャクソン
2021Madden NFL 22トム・ブレイディ&パトリック・マホームズ
2022Madden NFL 23ジョン・マッデン
2023Madden NFL 24ジョシュ・アレン
2024Madden NFL 25クリスチャン・マキャフリー
2025Madden NFL 26セイクワン・バークリー

関連記事:  2000年以降の『マッデン』のカバーを紹介(英文記事)

原文:Madden 26 cover athlete: Why Saquon Barkley was chosen by EA Sports for 2025 video game
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Daniel Mader

Daniel Mader is a Content Producer for The Sporting News. He joined SN in 2024 as an editorial intern following graduation from Penn State University. He has previously written for Sports Illustrated, NBC Sports, the Centre Daily Times, the Pittsburgh Post-Gazette, The Daily Collegian and LancasterOnline. Daniel grew up in Lancaster, Penn., with a love for baseball that’ll never fade, but could also talk basketball or football for days.