1勝1敗で迎える第3戦というのは、シリーズの行方をを大きく左右する可能性がある。
インディアナ・ペイサーズは勝ってホームコートを死守しようとするだろうし、オクラホマシティ・サンダーはシリーズの主導権を手にしたいところだろう。
しかし、このプレイオフでは両チームとも第3戦では苦しんでいるのだ。
サンダーとペイサーズの第3戦での成績は?
このプレイオフ、サンダーとペイサーズの第3戦での成績は合わせて1勝5敗(サンダー:1勝2敗、ペイサーズ:0勝3敗)である。
一方で、それ以外の試合では合わせて23勝3敗(勝率88.5%)である。
カンファレンス決勝でティンバーウルブズに大敗した試合を含め、サンダーは第1シードであるため、第3戦は3試合ともアウェイゲームであった。
ナゲッツにアウェイの第3戦で敗北した時の状況は、シリーズが1勝1敗のタイで迎えるアウェイゲームという点で、現在のペイサーズとのシリーズと同じだ。
一方、ペイサーズはこのポストシーズンの第3戦でホームで2敗、ロードで1敗という成績だ。
また、両チームの第3戦での平均得失点差はサンダーが-15.0、ペイサーズが-14.7という数字だ。
landofbasketball.comによると、NBAファイナルで2勝1敗とリードしたチームの優勝確率は50勝13敗の79.4%である。
今後のシリーズを左右するNBAファイナル第3戦は、日本時間6月12日(木)9:30にティップオフ予定だ。
なおサンダー、ペイサーズのプレイオフ第3戦での試合結果は以下の通りだ。
サンダー
- サンダー 114-108 グリズリーズ(西1回戦)
- サンダー 104-113 ナゲッツ(西準決勝)
- サンダー 101-143 ティンバーウルブズ(西決勝)
ペイサーズ
- ペイサーズ 101-117 バックス(東1回戦)
- キャバリアーズ 126-104 ペイサーズ(東準決勝)
- ニックス 106-100 ペイサーズ(東決勝)
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは第3戦で平均21.0得点、6.3リバウンド、7.0アシストを記録。タイリース・ハリバートンは19.3得点、3.7リバウンド、7.3アシストを記録している。
原文:Wild stat shows Pacers' and Thunder's Game 3 struggles this postseason
抄訳:小野春稀(スポーティングニュース日本版)