ミルウォーキー・バックスのスーパースター、ヤニス・アデトクンポはふとした思いに頭を巡らしていた。純粋な好奇心からNCAAの出場資格について、自分がマーケット大学ゴールデンイーグルスでプレーできる可能性について考えていた。
2度のNBA最優秀選手賞に輝くアデトクンボは現地5日(水)の夜、サザン大学戦を前にソーシャルメディア上で「30歳でもカレッジ・バスケットボールでプレーできる可能性がある?」と質問した。
「自分には出場資格はある?」とアデトクンポは冗談めかして言った。
Random thoughts as I sit in my living room…do I have college eligibility??? Can I suit up for Marquette tonight? 🤔💭
— Giannis Antetokounmpo (@Giannis_An34) November 5, 2025
(リビングに座りながらふと思ったこと…自分にはカレッジでプレイする資格がある?マーケット大で今夜プレーできる?🤔💭)
ゴールデンイーグルスのソーシャルメディア・チームはこの投稿を見て、万能フォワードをロスターに加えるアイディアを気に入ったようで、アデトクンポにマーケット大学のユニフォームを着せた写真を投稿した。だが、それは時間の無駄だ。バックスの看板選手がNCAAカレッジ・バスケットボールに出場することはできない。
You’re welcome any time! Https://t.co/sOD9b1b2aP pic.twitter.com/KMze0e23QT
— Marquette Basketball (@MarquetteMBB) November 5, 2025
(いつでも大歓迎!)
アデトクンポはギリシャでプロキャリアをスタートして2013年にNBA入りし、バックスで圧倒的なキャリアを築いている。今シーズンは1試合平均32.3得点、12.6リバウンド、6.3アシストを記録し、フィールドゴール成功率67.7%、3ポイント成功率60%をマークしている。
この投稿は、NCAAの新規則によってNBA Gリーグの一部の選手が大学バスケットボールに復帰することが認められたことと関連したものだ。この方針により、イグナイトの元ガードであるロンドン・ジョンソンとティエリー・ダーランはそれぞれルイビル大とサンタクララ大への進学を決めている。
現役NBA選手のNCAAバスケットボールへの出場資格は依然として認められていない。しかし、バスケットボールのキャリアパスは変化を続けている。もしアデトクンポが抜け穴を見つけたら、カレッジのディフェンス陣にはまず勝ち目はないだろう。
原文:Why Giannis Antetokounmpo asked about NCAA eligibility to play for Marquette
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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