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「完ぺき」&「クレイジー」な結末にファン熱狂 NBA史上2度目の珍事との報も

News Correspondent
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終了のブザーが鳴り響く中で、勝利を決めるアリウープダンクがさく裂だ。

11月11日(現地10日)にフロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対マイアミ・ヒートの一戦は、劇的な幕切れでヒートが勝利した。

オーバータイムにもつれ込んだ試合は、残り6.5秒のインバウンドパスからキャバリアーズが3ポイントショットを放つ。これはリングに嫌われたが、リバウンドを拾ったドノバン・ミッチェルが、3Pラインの外に出て反転シュート。これが決まり、キャバリアーズが138-138とタイスコアにする。

だが、タイムアウトをはさんで次のプレイで勝負は決まった。ヒートはインバウンドパスでデザインプレイを披露。フリーになったアンドリュー・ウィギンズが、決勝ブザービーターとなるアリウープダンクを叩きこんだ。

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ドラマチックな結末に、ソーシャルメディアではファンから驚きの声が寄せられた。

「狂気」
「なんて試合だ」
「もっとちょうだい」
「スポーツ大好き」
「まだ11月だよ…」
「クレイジーな試合」
「今季ベストゲーム」
「ヒートカルチャー健在」
「今夜のNBAはまるで映画」

ESPN』によると、ヒートのプレイはアシスタントコーチのクリス・クインが4年前に考案。イニシャルから「CQ」と名付けられているという。見事に決まっただけに、ハイメ・ハケスJr.も「完ぺきだ」と話している。

一方、敗れたキャバリアーズのミッチェルは、「チェスゲームだ。チェスの試合だった。彼らに敬意を払わなければいけない」と脱帽した。

NBAではこの日、同じフロリダ州のオーランドにあるキア・センターでの試合も、決勝ブザービーターで決着がついている。ポートランド・トレイルブレイザーズ対オーランド・マジックの一戦だ。デズモンド・ベインが難しい体勢ながら3Pを沈め、マジックを115-112の勝利に導いた。

ESPN の調べによると、同日に同じ州で行われた複数の試合で決勝ブザービーターが誕生したのは、NBAの歴史で2度目のことという。

ヒートはこの勝利で7勝4敗とし、キャバリアーズらと並んでイースタン・カンファレンスの3位に浮上。一方、マジックは5勝6敗と借金を1に減らした。

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Contributing Writer