ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、4月23日(現地22日)に本拠地のクリプトドットコム・アリーナで行われたプレイオフ1回戦、ミネソタ・ティンバーウルブズとの第2戦後に日本メディアの取材に応じた。
この試合で八村は11得点、5リバウンド、2スティール、1ブロックをマーク。試合はレイカーズが94-85で勝利し、シリーズを1勝1敗のタイとした。
以下、八村の試合後の一問一答(日本語での質疑応答後)。
僕のフィジカルがチームを盛り上げる、力を出せると言われた
──鼻の状態はどうですか?
八村:大丈夫です。
──どういう怪我だった?
八村:鼻に(相手の腕が)当たって鼻血が出たということですね。(注:チーム広報によると、試合後にレントゲン検査を受けたところ、骨に異常はなかったとのこと)
──その後のプレイにも影響はなかった?
八村:そうですね。マスク着けなきゃいけなかったんで、そこで視界とかにはちょっと見えにくさが出たんですけど、そのなかでも戦えたんでよかったです。
──ディフェンスでは、スウィッチしてマッチアップしながら、フィジカルな勝負で守っていた。自分でのプレイの評価は?
八村:この間の1試合目が終わったあと、チームでもミーティングして、自分でもフィルム(動画)を見て、コーチとも話して、僕のそのフィジカルがこのチームを盛り上げるということ、力を出せるっていうのを言われたので、そこを意識して今日はやれたのでよかったと思います。
──プレイオフではレギュラーシーズン以上に相手選手の傾向を頭に入れて戦う必要があると思うが。
八村:そうですね。(レギュラーシーズンより)もっとパーソナルのところ(個々の選手の対策)が大事になってくるので、そこは意識しながらディフェンスをやってました。
──第1戦後、第2戦に向けて、どういうところを変えていこうという気持ちだった?
八村:フィジカル面ですかね。フィジカル面で、1クォーターから4クォーターまでずっとやるっていうことを意識して。この間は1クォーターぐらいしかできなかったので、そこを意識しろっていう話でやったので、今回はそれができてよかったと思います。
──怪我から戻ってきたあとも、かなりフィジカルに戦っていた。
八村:そうですね。こういうフィジカルゲームで、相手もフィジカルなチームなので、そこを意識して試合入ってたんで。集中力を切らさないでできたと思うので、よかった思います。
──次の試合は相手もまたやり返してくると思うが…。
八村:そうですね。試合が終わる時も、ジュリアス・ランドルとかアンソニー・エドワーズがそういうことを言ってたので、僕らに(笑)。僕は無視したんですけど。そこはしっかりと…。あっちのホームコートでは(相手も向かって)来ると思うので、そこは意識しながらやっていかなきゃいけないなと思います。
レイカーズは4月26日(現地25日)に、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで第3戦に臨む。